○大前研一
・安倍晋三という個人の極右思想、復古主義的な思想信条、それに共鳴する右派人脈や友人関係、安倍首相の意向を過剰に忖度する取り巻きや役人によって引き起こされたのが森友学園問題であり、加計学圏問題なのだ
・安倍政権の外交成果は評価できるものは何もない
・当初、安倍首相は、「戦後レジュームからの脱却」を標榜して戦後秩序の見直しを威勢良く訴えた。しかし、戦後秩序をつくったのはアメリカであり、それを見直すということは東京裁判や占領政策、沖縄返還などの見直しにつながる
・戦後秩序の見直しはどこかでやらないといけないが、アメリカの姿勢から安倍首相は方向転換して対米従属どころか対米隷属の姿勢をとっている