「業界の今後を徹底討論」
・雑品を今後どのように取り扱うのかどこに売るのか
・リサイクルビジネスに対する危機感を共有している
・我々は鉄クズ離れをしたのではなく、各種リサイクル法の制定により、幅広い廃棄物を自由にリサイクルし価格形成を担ってきた
・丸棒で銅分0.4%以上になるとリサイクルが難しくなる(トランプエレメント問題)これまで以上にリサイクル過程での選別が必要に
・日本国内にある電炉は51社 69工場ある。東京オリンピック後はインフラ整備も限りがあり、丸棒は需要が減る
・鉄スクラップ輸出年間1000万トン時代になると輸出の港湾整備は急務に
・ガラスやプラスチックをリサイクルしていかないとシュレッダーダストは減らない
・2002年から5年からリサイクル業界は中国の爆食の恩恵を受けた
・雑品と廃プラの中国輸入が今年中に禁止となるため100万トンのゴミが日本国内に滞留している。これが20年間のツケ
・高度循環型社会への対応が急がれる
・サーキュラーエコノミー(循環型経済)資源循環の効率化だけでなく、原材料に依存せず、既存の製品や有休資産の活用などによって価値創造の最大化を図る経済システム
・リサイクルは政策により限りなく動脈産業に繋がる時代に
・中国向けのリサイクルプラスチックが規制を受け、製紙メーカー他の燃料にまわった。それがタイヤその他の廃プラスチックリサイクルルートの滞留を生み出している
・中国の地条鋼規制の真の目的は脱税防止だった。これによって鋼材流通や納税が正常化し、正しいことをすれば国は繁栄することを証明した
ハリタ金属 張田社長
・未来が危ない。これから破壊的変化に遭遇する。現状維持はありえない
・戦術は陳腐化していく、歴史は繰り返す
・業界の新業態への転換の必要性
・G7はいずれも少子化 人口減で消費は減る
・人口は確実な経済指標
・人口減は静かなる有事
・深刻なのは人手不足
・今手を打っておくことが必要。その時間は長くない
・変化する環境にいかに適応するか