セミナー「危ない取引先を決算書から簡単に見抜くテクニック」横山悟一氏
・売り上げが下がり、借り入れが増えている会社は何か問題を抱えている
・健全企業は、「資産」「売上高」「負債」の乖離が小さい
・売上高が減ると借金を返す力が弱くなるので、借り入れ返済額も減らしていかないと回らない
・借金は事業のために必要だが、問題は借金の資金使途。売上高利益を上げるために使っているか?
・つぶれた会社は、赤字の穴埋めに借入金を使っていた
・見るべきポイント
①自己資本比率30%以上
②債務償還年数10年以内(設備投資負担が重い企業は20年以内)
③流動比率100%超 当座比率70%超・支払い利息率1%以上も注意
・売掛金が増え売上高が減っている会社は要注意
・仕入債務(買掛金)が増えて売上高が減っている会社も要注意
・棚卸資産が増えて売上高が減っている会社も注意
・有形固定資産が増えて売上高が減っている会社も注意
・換金処分も注意
・立替金・貸付金が多いのは汚い決算書。資産の5%超えると注意
・売上高が増えるとリスクも高まる。純資産・自己資本
・粉飾決算を見抜け!架空在庫など
・長短比率 短期借入金が過大のは銀行はリスクとみる
・減収増益でも純資産増加・借金返済を可能に