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自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ
1,404円
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https://booklog.jp/item/1/4887596804
新宿・歌舞伎町でホストとしてスタートし、複数のホストクラブや公益事業のオーナーである手塚真輝氏のインタビューが気になり購入した本。
インタビューの要旨↓
・女性の気持ちにどうしたら寄り添えるか懸命に考えること
・女性は受動的存在ではない
・社会のあらゆる面で女性は男性を支える存在であることを強いられている
・男性たちは、これまで女性を虐げてきたという自覚を持ち、差別を是正するよう心がけるべき
・日本の経済成長は女性に犠牲を強いた上での成功だった。そのツケが今、少子高齢化や働き手不足など様々な問題となって社会に噴出している
・『男性を支えるのが私の役目』と考えさせている女性がいること自体が男性優位社会。男は全面降伏するしかない。女性の責任を言うのは、いまある格差をなくしてからの話
この本は手塚氏が自らの仕事や経営者などの経験を通じて、目標や夢を見失いがちの若者に生き甲斐や生きる意味を伝えようとしている内容だろうと推察。残念ながら、新宿歌舞伎町の内情、ホストとしてどうのし上がってきたかについてほどんど触れられていないのは残念。まあ、触れられないことが多いでしょうし。
ホストクラブの性質上、お客様である女性を知り尽くした氏がこれからも人材育成の面や男女格差の是正にどう行動していくか注目しています。
読書メモ↓
・面倒が僕の生きがいに
・「どうせホストだから」って、自分を色眼鏡で見ていたのは僕だった
・ボランティア団体をつくって、歌舞伎町のゴミ拾いを始めた。人ではなく自分のために
・ナンバーワンではなくて、オンリーワンって言えるのはその努力のうえでナンバーワンでいるから
・「俺は俺らしく」に真剣なのか?
・仕事でも遊びでも成功体験よりまずは真剣体験から
・誰もがそのチャンスをもらっていて、誰もが生きている意味をもらっている
・ストレス解消とは、「今かかえている問題を一歩でも解決に近づけること」
・楽しみながら成長する、その過程を楽しむことが目的だった
・子どものころの夢を実現した人は全体のわずか5%。でも85%以上の人が現状に満足している。夢を言い訳にしてはいけない
・「好き間違い」 「好きなことをやる」を存分に全力でやることと「好き勝手にやる」こととは違う
・自分の「好きなことをやる」をぶれずにやりづづけることでしか、成長はない
・ラクと楽しいは同じ漢字だが、「楽しい」ことは絶対「ラク」ではない
・「運」は限られたもので、使えば削られるもの
・成長する運とは、その運を使った結果、自分が変われるもの。成長しない運とは、その運を使った結果、自分が変われないもの
・あら探しの時代に生きている、他人の問題や欠点を指摘することばかり
・まずは主観を持つことから始めよう。他人のWINを考える余裕があるなら自分のWINを強くしよう
・より大きく見せるのではなく、より大きくなろうとしている姿を見せることが大事
・「なんで?」を意識し、納得のできる答えがないかぎり、たずね、考えつづける
・自分でわからなければ人に聞こう
・戦後日本のみんなの担う精神が今の日本をつくった
・担われるのではなく、担う人に自分でなる
・強みというものは、いろんな壁にぶち当たって、自分で気づいていくものではないか
・いかに生きるか、ではなくいかに死ぬか、を意識するほうがいい。「死ぬ」ことを意識した瞬間、急に自分と向き合うようになる
・「死ぬ日を決める」ことで、より大事に生きられるようになる
・誰もが使命を持って生まれてきている
・人は自分、物、人への可能性に投資をする
・人間は変化を嫌がる動物
・自分と同じタイプの人間とつるんで得る安心感よりも、違うタイプの人間と一緒にいたほうが何倍も自分が成長できる
・相手との違いを認めあおう、みずから他人を受け入れよう
・自分が生まれたのも、今存在しているのも、実は自分以外のおかげ
・自分は自分だけのものちゃない。地球を。日本を。自分をムダづかいするな
・無関心が最も無責任で悪なこと
・他人のことを真剣に考えることで、一番見えてくるのは自分自身
・自分だけが持っている五感を信じる