アジアが中期的に成長し続けることは必然必定です。(タイも少子化で人口は減少しますが、観光立国としての地位はまだ向上の余地あり。なのでパタヤは買い)
振り返って、生産年齢人口が急速に減少している日本が経済成長するには残念ながら条件つきとなるでしょう。
・増え続けるインバウンドへの積極的な対応
・外国人の移住を受け入れる
・ITやAIなどの先端技術の導入を進める
・より付加価値のある産業構造への転換を進める
・高齢者富裕層の積極的な投資や消費、若年層への資産の移転を進める(税制改革も含む)
などを政府がどう進め、私たちがどう実行していくかにかかっています。
あとは、経済成長一辺倒に代わる価値観の創出や、それでいて多額の政府債務やプライマリーバランスの正常化につながる諸施策もなかなか困難なのですが必要でしょう。
ジャーナリスト・首相だった石橋湛山が「小日本主義」を唱えたことを現代日本に当てはめれば、平和主義や優れたサービスや独自の文化を持つ日本でしか、日本が大きくなろうと小さくなろうと日本人しか出来ないコトやモノを世界に広めていくことはできるはず。
21世紀の明るい日本の未来を予測した故ハーマンカーン氏の意見にも通じることでしょうか。