〇北村肇

安倍首相への許せないは

①安倍晋三首相 

憲法尊重擁護義務を定めた憲法99条違反、三権分立を無視する暴言

②安倍政治 

首相としての基本姿勢・品位 重要な情報を隠蔽 平和無視、人権無視、社会保障軽視、米国重視の政策こそ安倍政治の本質

③安倍思想

個人よりも国家を優先する国家主義

自衛隊は米国の軍事戦略に組み込まれ、属国という立場を受け入れたうえでの歪んだ国家主義は小池百合子にも通じる

 

個人の尊厳を重視するリベラリズムを守るのか、国家主義者による国政支配を許すのかが衆院選の重要な焦点

 

〇中島岳志

・保守の論理を追求すると内政面では共産党の政策と近くなる

・保守は懐疑的な人間観を持っている。長年多くの庶民たちによって形成されてきた良識や経験値を大切にして改善するのが保守思想の王道

・保守の民主主義とは多数決だけでなく、少数派の意見も汲み取りながら合意形成をしてきた

・安倍VS小池は リスクの個人化・パターナル(権威主義・父権制)

狭いコップの争いでしかない

・日米関係は本来の保守は基本的に対米従属から脱し主権を取り戻せという立場

・福田恒存氏は現実的な防衛論を説く自分の超越的な観念には絶対平和があると言った

 

〇浜矩子

・経済政策は、経済活動が人間を幸せにできる状態を常に保持することであり、人々の経済的営みに対する最高に善良な助け手でなければならない

・戦後レジュームからの脱却とは戦前への回帰を目指しているということ

・6人に1人の日本人が貧困者と位置づけられる状況が続く

・強い国家づくりのための強い経済づくり

・中央銀行を制度的に政府の支配下に置くのは経済ファシズムの完全確立

 

〇孫崎亨

・安倍首相は右翼思想の強い人と言われるが、重要なものは、米国との協調、隷属である

・日本の安保政策は日本の国益を考えて構築されていない。主体性はまったくない。米国が指示すればその通りに動く今やそういう国だ

 

〇マイケル・ペン

・日本の戦後で、中道左派の意思が反映されていないのは初めてのこと

・日本の革新政治家は大同団結しようとはしたがらなかった。それこそが厳しい現状の一つの要因