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http://booklog.jp/item/1/4757224338
中川氏は、知人であるFPさん。氏は住宅ローン専門の合理化のコンサルタントであり、成功報酬型です。スカイプなどでの相談を受け付けることでその手法とライフスタイルはとても勉強になります。ただし、氏は税や保険の専門家ではありませんので、総合的に判断することが必要です。
氏の意見でもっともなことは、
○ほとんどの個人保険は不要
○保険は投資なので返戻率以上の利回りの投資をすべき
○確定拠出型年金もひとつの選択肢
○家づくりは人生設計を中心に考えるべき
○住宅ローンは交渉の余地あり
あと、子どもの勉強部屋をつくるためだけの一戸建ては不要。
成長性のない日本で、わずか10年のために一生分のローンを抱え、銀行と建設会社を儲けさえることはないかと。
それでも自宅は低金利でも住宅ローンを元手に資産投資をすることも可能。住む家は賃貸でもいいしもしくは、中古でも資産価値が残る一等地の分譲マンションを買う。
+αとしてセカンドハウスを慎重に選定しつつ、住宅ローンをフルローンで借りて実質賃貸して収益を上げる。
生活スタイルの変化にともなって柔軟に住む家を買う(日本では都市部の人気エリアの値段が下がりにくい分譲マンション)もしくは借りる。場合によっては賃貸・ホテル暮らし・海外もあり。
いろいろな選択肢を持っておきたいものです。
読書メモ↓
・寒さの原因はリビングにある吹き抜け
・欲しいのはマイホームではなく、マイホームを手に入れたあとの生活。
・必要な保険は実はほとんどない。ムダな保険は家計のガン
・医療保険は最も必要ない保険
支払った分もらえない。入院してもお金はそれほどかからない
・高額療養費で限度額は9万円に
・社会保険に入っていれば傷病手当金がある
・学資保険は実質元本割れの可能性もある
・学資保険利回りよりも教育費の上昇率が高い
・個人年金保険も必要ない保険。これに入るなら確定拠出型年金を使うべき
・終身保険も必要がない 運用する率が1.6%以上であれば、掛け捨ての定期保険+運用がオトク
・住宅ローンの金利、保証料は値切ることができる
・投資は毎月コツコツ積立もできるし、その方がリスクが少ない
・ネット証券会社の投資信託運用レポートか利回り現状がわかる
・副業することで収入を増やすことはできるが同時に出費が増える可能性もある
・副業で年間20万円以上の収入があった場合は確定申告をする必要がある
・不用品はネットオークションなどで売却+せどり