http://booklog.jp/item/1/4797385189

 

著者はホテル一筋のホテルマンのプロフェッショナルで、サミットが開かれたウインザーホテルの創業者、窪山氏。プロ中のプロの経験から高級ホテルの過ごし方、使い方について余すことなくノウハウを吸収することができます。

 

出張の関係で、東京・大阪、地方、アジアやヨーロッパのホテルに年間80泊ほどしていてもわかってなかったところがたくさんあるなあ、と思いました。

 

 

読書メモ↓

 

・ホテルを選ぶポイント 

駅前のホテルを選ぶ 好立地のホテルは価格競争が激しい

口コミ評価が高いホテルを選ぶ

 

・いいホテルはロビーでわかる ロビーの家具や調度品が統一感があるかどうか。統一感がないホテルはなぜか対応にムラがあり、サービスに一貫性がないことが多い

 

・ホテルスタッフのネームプレートをチェックする

 

・当日でも予約は必ず入れる。電話で予約してさまざまな交渉をする

 

・ホテルはビジネス利用のお客様を歓迎する傾向

 

・ホテルの部屋割りは熟慮されている。足の不自由なお客様にはエレベーターに近い部屋を、朝の遅いお客様にはできるだけ静かな部屋を手配する

 

・いいホテルの部屋は、自宅の部屋のようにリラックスして過ごせる空間であるべき

 

・お客様としてのエチケットは口臭に気をつけること

 

・荷ほどきをしてクローゼットに荷物を移してみる。重いものを下段に、軽いものを上段に

 

・日用品は、あえていつも使っているものを持参

 

・ルームシューズやマイスリッパを持参

 

・洗濯用ロープを持参

 

・三つ又ソケットを持参

 

・部屋着はスウェットの長ズボンを持参

 

・スーツとジーンズを持参。質のいいネイビーのジャケット

 

・バッグは国内旅行はサイドポケットが多いスーツケース、海外旅行は外側にポケットがついてないスーツケース(盗難防止)

 

・本は3冊まで。仕事に直結しない本もよい

 

・傘はホテルに借りても良い

 

・乾燥を防ぐには、バスタブに水をためておくこと

 

・ホテルとは疲れを癒し、明日への活力をチャージする場所

 

・ホテルでは極力テレビを見ないように、ラジオのBGMや地元のラジオ番組がよい

 

・寝るのはベッドパッドを包んでいるシーツと掛布団用のシーツの間

 

・ベッドシーツを張る経験は10年以上の経験を必要とする

 

・コンシェルジュ(アパートの管理人:フランス語)ホテルではお客様の要望に応えるよろず屋

 

・コンシェルジュがいなくてもフロントスタッフが業務を担う

 

・ホテルは明らかに「忘れ物の持ち主=宿泊者本人」と判断できるもの以外、プライバシーを配慮してホテル側からお客様の自宅などに連絡することはない。なので忘れ物をしたお客様のほうからホテルに連絡を入れるとスムーズ

 

・忘れ物は連絡がなくても約半年間は保管している

 

・朝食のクオリティはベーコンでわかる。プレスされていないベーコン

 

・昼食をホテルでとるなら鉄板焼レストランがおすすめ

 

・ホテルのプールは泳がないで楽しむもの。プールサイドでゆっくりと過ごす

 

・高級ホテルとは客室を一歩も出なくても、すべてが事足りるホテル

 

・高級ホテルの中には高級なレストランもある

 

・高級ホテルではビジネスミーティングもできる

 

・高級ホテルを子どもの教育の場として認識する。ロビーで公共の場でのマナーを学べる。レストランも絶好の社会勉強の場