http://booklog.jp/item/1/459115422X

著者山本氏が、主に40代の読者を対象に、40代にふさわしい働き方を通じて、次代に生き残るための考え方を示した一冊。

 

読書メモ↓

・「逃げ切れない40代」50・60代はバブル経済の恩恵を受けた。彼らは退職金や年金で逃げ切れる最後の世代

・40代はバブル崩壊後の就職氷河期とバブル前に入社した大量就職世代が上につかえて出世が難しい

・40代は家計に余裕がない。給料の先が見えてきた

・40代の今こそが変わることのできる大きなチャンス

・40代が豊かな人生を実現するには、たくさんのものを捨てる必要がある

・残業も接待もとにかく捨てる

・人生の残り時間、タイムリミット表をつくってみる

・パーキンソンの第一法則「仕事の量は、与えられた時間に合わせて膨張する」

・接待はこれからの時代にそぐわない慣習

・残業をしない。接待をしない

・「使わない生活」生活費を極少にするように

・危ないのは「今の生活、今の経済、今の社会、今の世界」が永遠に続くと錯覚すること

・盲目的な上昇志向や成長志向は、社会の目標として機能していない

・生活費が極少でも満足度は落ちない

・むしろセルフ下流の暮らしを楽しむ

・生活費を減らしてシンプルに生きる

・政府のワークライフバランスは、仕事と人生を対等に捉えるニュアンスが含まれる。仕事よりも人生

・仕事を遊びだと思えるくらいの余裕を

・まずは「ライフ」を優先

・いやな仕事は捨てる 40代は好きな事を思い切ってやろう

・好きなことにチャレンジできる人ほど長く生き残れる

・好きなことはお金儲けにつながらなくても構わない趣味でもOK

・一つの方法は「スモールビジネス」規模の小さい事業をいくつか運営していく

・限界と決めつけている人はサボっているだけと自覚を。くらでも挑戦できる

・時間を有効に使うために真っ先に提案したいのはとにかくも「モノ」を捨てること

・モノを減らすだけで、自然と時間のロスが減る

・ミニマリスト、最低限のモノで生活するライフスタイルを実践する人々も出てきた

 

佐々木典士

・捨て方と整理法を身に付けるのがベター 捨てる方法は、「毎日モノを捨てる」(最低20個捨てるなど)

・電話やメールをすぐに返すよりも必要な仕事の集中が大事

・仕事は一つひとつ仕上げていくことが基本。同時に複数の仕事をすれば中途半端になる

・自分を変えるタイムマネジメントは、「やりたいことをやる時間を確保し、仕事時間を極力短く設定する」

・「時間式ToDo管理付せん」

・強制的に時間のない状況をつくり「時間の天引き」をする。業務禁止デーを設けて時間を執筆や健康のために使う

・日頃から体力づくりをしておく。体は仕事の原資

・仕事はどんどん人に任せる

・お金至上主義を捨て、お金で時間を買う発想も大事。お金よりも時間

・労働時間で稼ぐという発想を捨てる

・日本の生産性の低さは、時給発想の無駄に長い労働時間にある

・多くの仕事は将来にはなくなってしまうか、大きく形を変えるという認識を誰もが持つべき

・今の仕事にプラスして別の仕事をはじめること

・ITを活用した効率化を考える ブログ「EX-IT」https://www.ex-it-blog.com/も参考に

・今後人口が減り、売上規模も縮小していく日本で利益を上げることは何にも増して重要。経費を最少に売上を最大に

・毎月コストダウンリストをつくる。毎日コストダウン意識して毎日行動に移さない限り経費は増えていく

・うまい話はない。うまい話を自分でつくっていく

・お金を「稼ぐ」よりも「使わない」ことを重視した方が時流に合っている

・今の生活を見直す。SNSをやめ、友達との連絡を最低限のものにし、誘いもなるべく断る。外界とのつながりを断つことで、人の目を気にしないようになる

・地方や田舎に移住するのもいい

・自分本位の仕事を捨て、お客さんのニーズに合った仕事をする

・自分が変われば、周りも変わる

・他人のことを会社名や肩書で判断しない

・子どもと過ごす時間は一生のうちでほんのわずかしかない

・家族を大切にすることが、仕事、人生を劇的に変えてくれる

 

・AIやロボットの急速な発達による仕事の減少

・人口動態の変化による消費の減少、売上の減少

・ITの発達と消費税増税による、個人取引優先の時代に

・国際関係の変化(米国→多極)による世界情勢の不安定化

・人口動態と日本の財政問題から予想される、社会保障制度等の不安定化