今日は、日本時間で真珠湾攻撃(1941)により太平洋戦争が始まった日です。安倍総理が退任間近のオバマ大統領とのパールハーバー訪問を決定したことが話題になっています。
パールハーバーは日本人として訪れる意味があると思い、今年2月に歴史を学ぶため関連施設に行って参ったことを思い出しました。ミュージアムでは日本の戦術的勝利を称え、戦艦アリゾナ撃沈の屈辱、戦艦ミズーリでの降伏文書調印の際、マッカーサーが持ち込んだ星条旗がペルーの浦賀来航時に使用されたものだった逸話など、戦争の傷跡を子どもとともに見ることができました。内容は少なくとも一方的に日本への非難でも米国の勝利を高らかに謳ったものでもなかったことを付け加えます。
それは、現地での慰霊と同時にパールハーバーへに至る道の深い後悔の思い、その後の日米両国とアジアのおびただしい犠牲への鎮魂を感じざるを得ません。行く機会がありましたらぜひ。