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・2005年3月4日に「ドラえもん」26年間の最後の録音

 

・ドラえもんの演じ方を考えていた。

 

子守りロボットのドラえもんは、はじめからけっして悪い言葉はインプットされていないはず。挨拶、敬語を使い、相手を罵倒する言葉は絶対に言わないだろう。のんびり屋で普通のしゃべり方はトロいけど、未来の道具や科学的なことはスラスラ言える。

 

・藤本先生は、「ドラえもんって、ああいう声だったんですねえ」とおっしゃった

 

・子どもたちに愛され、ドラえもんのお姉さん、と呼ばれた

 

・ドラえもんが始まったころに声優という言葉が定着した

 

・1980年映画「のび太の恐竜」が全国公開

 

・声を出し過ぎると声が出なくなる

 

・子どものいない私。財産はお友達

 

・ドラえもん以外の声優はお断りした。あの子(ドラえもん)と一緒にお仕事をしている間は、他の声の出演はしたくなかった。不器用なのでなにをやってもドラえもんに聞こえてしまう

 

・「のび太の恐竜」は観客動員数320万人を記録

 

・劇場版ドラえもん長編アニメ25本の声優として

 

・母のような慈愛に満ちたドラえもん。「のび太くん、君はやればできるんだョ~」

 

・中編「ゾウとおじさん」は戦争中の動物園の話。心に響く作品

 

・1996年9月23日、藤本先生死去

 

・「のび太のねじ巻き都市冒険記」が藤本先生の遺作となった

 

・ドラえもん感動シリーズ名作中編5本「帰ってきたドラえもん」「のび太の結婚前夜」「おばあちゃんの思い出」「がんばれ!ジャイアン!!」「ぼくの生まれた日」

 

・この地球の上の住民はみんな同じ地球人。戦争をしたり、殺し合ったり、この星を汚して、この星の未来をだめにしてはいけない

 

・ドラえもんは国民的アイドルになった

 

・ドラえもんが「切ればッ!」と手術の後押しをしてくれた

 

・早逝の母は短かかった分だけ私に人生で必要なこと、大切なものを残してくれた

 

・「人は、人に揉まれて、人になる」「人という字は、お互い支え合って生きている」

 

・ドラえもんは心の中の財産

 

・最後の声優、映画「のび太のワンニャン時空伝」最後のシーン、「生まれては滅んで、そしてまた新しい命が誕生する。地球は46億年の間、こういうことを何度も繰り返してきたんだ・・・」