http://booklog.jp/item/1/4763160079

 

スピチュアルな小林正観氏の本。

 

「き・く・あ」である「競わないこと」「比べないこと」「争わないこと」の価値観で生きると幸せになれる、と説いています。

 

また、氏の別の本、「そ・わ・か」の法則では、

 

「掃除」「笑い」「感謝」が大事と説いています。

まさしく、おっしゃる通りで、そう実践したいものです。

 

ただし、氏は腎不全で62歳の若さで亡くなっています。

世俗的に生きる私としては、穏やかな気持ちが大事なのは異論がありませんが、

長生きが正義ではないにしても、心だけでもいけないな、ということも考えると、

 

ある程度、人に迷惑をかけない程度に、本能に目覚めさせて、人間らしく自分らしく、欲望のまま、ありのままに生きることも大事なのではないでしょうかね。

 

 

読書メモ↓

 

・21世紀は「競わない」「比べない」「争わない」を基本的な価値観とすること

 

・本当の刹那主義は、お釈迦様が唱えた「刹那」この一瞬を精最大限大事に生きること

 

・刹那を大事にすると、目の前の人に対して笑顔で接すること

 

・三蔵法師は、目の前にいる人が一番大事だ、ということがわかっていた

 

・すべての人を大事にして生きることは、自分の人生を助けてもらうこと

 

・目の前の人、目の前のことを大事にする「人・もの・こと」を大事に

 

・念を入れて生きる。念は今の心

 

・過去をクヨクヨ、未来を心配せず、今を大事に

 

・食べる、飲むときに心を込める

 

・謙虚さとは、自分が常に未熟であり、向上する余地があると自覚すること。学び続けること

 

・知性は謙虚さのこと

 

・人に幸せを与えてくれるものは「物」「環境」「心」

 

・足るを知ること。今が幸せの極致であることに気づく

 

・何も起きないこと。淡々とした日々が淡々と過ぎていくこと。これが幸せの本質。

 

・呼吸をしているだけで幸せ

 

・人が本来持っている7要素 明るさ、温かさ、優しさ、厳しさ、奥深さ、謙虚さ、感謝の心

 

・「仁」とは何もしなくていい、その人のそばにいてあげること

 

・「執着」を続けてしまうのは 勝ち負け、幸不幸、善し悪し、成功失敗、敵味方に縛られているから

 

・「き・く・あ」はもともと人間の体にそぐわないもの

 

・子どもは褒められたくて生きている

 

・賞賛されてきた人はパワーやエネルギーを貯金している

 

・否定的な言葉は心身ともにダメージを受け、エネルギーをダウンしてしまう

 

・ガンが自然治癒してしまう人はガンになってから幸せだと思った人

 

・病気になっその現象を否定した瞬間に、死に向かって走り出す

 

・幸不幸は自分の心次第

 

・究極の愛情とは、言葉ではなく、自分の生き方、楽しい生き様を見せてあげること。どう生きるかということ