- いますぐ妻を社長にしなさい/サンマーク出版
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サラリーマンで銀行勤めの著者が、株式投資に失敗し多額の負債を背負い夫婦で奮起して、借金返済、プライベートカンパニーを設立し、不動産投資をして成功した経験をもとにお金の大切さと心構えを説いた本。
著者坂下氏のスキームは、
①サラリーマンのままで安定と積み立て投資しながら種銭をつくる
②副収入が得られる事業を考える(著者の場合は不動産投資・大家業)
③プライベートカンパニーをつくって節税をする
所得を妻に分散し、プライベートカンパニーの力で事業と経費を重ねて節税をすること。
妻の「女性力」を生かした事業が(大家業はじめ)できること。
また、自分自身がやってみて改めてわかったことは、
「利益が上がらない方が税金もかからずお金が増える」こと。
これが源泉徴収されているサラリーマンの発想の転換がしにくいところだろうと思います。
また、ユダヤ人の教えに通じるのでしょうけれど、「他人のためにお金を使うほどお金は増えていく」という心構えというか宇宙の法則を説いているのが著者らしいですね。
奥さんに経営能力を磨いてもらって夫婦でともに稼いでいく。これも理想ですね!
・通貨とは「感謝の気持ちやお詫びの気持ち」をわかりやすく見える化したものに過ぎない
・感謝の気持ちをたくさん生み出した人ほどお金持ちになれる
・サラリーマンは決して経済的に自由になれない
・サラリーマン夫が自分自身がお金持ちになるのは難しいが妻をお金持ちにするには簡単
・妻をお金持ちにする=妻が自分の収益源を手に入れる
・効率的に節税する方法はプライベートカンパニー(以下PC)をつくって活用する方法
・自家用車・交通費は出張旅費、行楽費用を経費で、自宅家賃・通信費・光熱費・ランチミーティングなどを損金扱いに
・PC名義で家を買って、社員となっている家族に社宅として激安で貸す
・PCの出資者は子どもや孫にすると相続対策も
・合同会社は7万円でつくれる。資本金は1000万以下に
・妻をPCの社長に
・サラリーマン以外の職業はいろいろな節税の手段があり、実質的な税負担が軽い
・自分のためより他人のための働きの方が、他人から感謝されるので、感謝の気持ちとしてお金がより多く流れてくる
・サラリーマンは自分の時間を勤務先に切り売りしてその対価として給料をもらっている
・自分のために頑張ってもお金は増えない
・妻は最強のビジネスモデル主婦力の持ち主
・女性にとって会話は手段ではなく目的
・生命保険は博打と一緒
・種銭はできたら3年以内に
・失敗しないビジネス5つの条件
①小さな金額から始められること
②利他的なビジネスであること
③簡単に学べて再現性があり、片手間で手軽にできること
④家事の合間にできて、無理なく続けられること
⑤他人まかせにしないで、妻がコントロールできること
この条件から「大家業」を選んだ
・夫がサラリーマン、妻が大家という組み合わせは最強の組み合わせ
・日本政策金融公庫なら無担保で借りられることも可能
・不動産賃貸業は簡単に学べる事業
・8割の大家さんはまともに節税対策をしていない
・アパート経営に失敗して競売にかけられるケースは少ない
・家事の合間に手軽にできる大家業
・夫婦二人でセミナーに参加
・どんなときでも夫が責任をとること
・人間は習慣の動物
・利益が上がらない方がお金が増える。利益があがらなければ税金もかからない
・投資とは、他人の役に立つためにお金を使うこと
・消費とは、自分のためにお金を使うこと
・浪費とは、誰の役にも立たないのにお金を使うこと