フィンランド豊かさのメソッド (集英社新書 (0453))/集英社
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・フィンランドは国際競争力1位(2001-2004・2014年は4位)

・高い評価は教育、国家財政管理、政治がクリーン、産業IT政策、高齢化社会対策

・有給休暇消化義務が

・産学官が連携して研究開発

・大学は無料、学生から授業料をとらない

・地方分権が進み、学校や教師に多大な決定権がある。学習指導要領はあるが、それ以外は自由にカリキュラムを組める

・学校は掃除の時間がない

・学校に部活動はない スポーツや趣味の活動は地域単位

・学力調査でトップだったこともあるフィンランドでは日本よりどこの国よりも授業時間数が少ない

・質の高い教師、能力別クラスがない、学生のサポート、少人数、地域格差地域差が少ない

・職業教育、社会人教育に力を入れている

・仕事を守りステップアップしていくためには能力を磨き、知識を身に必要がある

・高い税金、でもリターン

・男女間の差が少ない

・離婚が多い、我慢よりもお互いの幸せを貪欲に求める考え方。事実婚制度も

・沈黙を好む

・日本では精神的意気込みや途中の過程を大事にするが、フィンランドでは精神論よりも具体的な結果を重要視

・ビジネスは売り手買い手は依存も癒着もなく平等


フィンランドの入門書。北欧の経済・社会・文化のシステムについては参考になる点はたくさんありそう。