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- 巨泉―人生の選択 (講談社文庫)/講談社
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・人生の優先順位 1健康 2妻(パートナー) 3趣味 (パートナーや友人と楽しむ) 4アップ・トゥ・デイトな趣味を持ち続けること(経済的・精神的に老け込まない)
・日本人の意識からすればリタイア=引退というネガディブなイメージ、欧米では早く引退できるほど成功者
・若いうちの仕事や会社は人生におけるひとつの手段であり究極の目的は定年後のリタイアした後半生である
・後半生をともに歩けるパートナーがいること
・趣味をできるだけひろげて淘汰して2.3に絞る(晴耕雨読・体力が続かないときの趣味)
・若いうちから資産運用を
・リタイアの条件 1.自分名義の住宅 2百万ドル以上の現金 3長期的な投資
・自転車の国の日本が自動車の国の米国に勝てるわけがないという認識
・終戦により、皇国史観はまったくの嘘であり誤りと知った
・山口瞳 ものごとには必ず両面がある、強者の論理があれば必ず弱者の論理がある「物事を両面から考える」
・自分の好きなもので英語を覚えると早い
・人の真似をせず、自分だけの番組をつくる 内容に自ら関与し、やると決めたら完全主義で臨む
・趣味は最低二つ持つ(運動と室内と)
・ゴルフは球に当てにゆくスイングが悪い癖
・映画と読書は生涯の友
・恋愛と結婚は違う 好き+パートナーが結婚の条件
・人間は全てを手に入れようとすると必ず失敗するもの
・器量は老けるが愛嬌は歳取らない
・妻とは、できるだけ一緒にいて、居なくてもコンタクトを取ること
・キス・セ○クスはコンタクトや儀式として重要
・人間運の総量は同じ
・ロイド・シェアラー「幸せな人生への手引き」
①誰もこの世を生きて通り抜けることはできない。だから正しい価値観を持つ
②健康こそ万人の富の源泉
③いつも明るく、人の役に立つ人間であれ。情けは人のためならず
④怒りっぽい人やもめ事の好きな人を避けよ。執念深く復讐心が強い
⑤熱狂的信者も避けよ。ユーモアを解さない
⑥自分でしゃべるより人の言うことを聞くようにしよう。自分がしゃべって何かを得ることはない
⑦人に助言を与えることにも用心深く。賢い人は必要なく、愚かな人は心に留めない
⑧若い人に優しく、年寄や困っている人に同情的で、弱者や道を怠った人には寛容であれ。自分もそうなるかも知れない
⑨成功と金を同等に考えてはいけない 成功で重要なのは如何にそれを成し遂げたかということ
・主治医をもつこと
・You can't have everything 今回の人生でやめておこう
2000年に出版された前の本ですが合間に読んだメモということで。
巨泉氏の政治経済文化に対する見識は、昔から好きだったのもありますが、
居まして思えば、リタイアするための仕事や投資の必要性です。これを2000年に強く認識しておけば、
より自由度の高い人生もあったかも知れません。
先週の金スマで、おそらく巨泉最後の「クイズダービー」を視聴して書き留めておきます。