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- 男と女、なぜ別れるのか/集英社
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・人類の繁栄という、その根源的な意味から言うと、女の強さの方が、人類にとって有意義で、不可欠なもの
・日本の男女別の平均寿命は男性79歳、女性86歳(2011)。日本は世界有数の長寿国であるが、さらに女性が男性より7歳長寿
・動物の世界でメスの方が生命力が強く、長生きするようにつくられているのは「種のよりよき保存のため」と考えるのが妥当
・女性の皮下脂肪は女性を守る、妊娠中の母体を守る種の保存のための、自然の摂理
・男性が女性にかなわないのは、妊娠から出産に至るまでの忍耐力
・女性は妊娠して出産する性。男性よりもはるかに強くかなりの出血に耐えうるようにつくられている
・ものをはっきり言えるのは女
・老いてひとりでいることが、もっとも体に悪い
・男たちは、自分の好奇心だけに固まらず、女の話し好きな騒々しさを学び、自らの生き方を根底から変えてみる
・嫉妬は二つある
嫉妬A「自分よりすぐれた者をねたみそねむこと」
嫉妬B「自分の愛する者の感情が他に向くのをうらみ憎むこと、またその感情」
・男の嫉妬Aの復讐は長い観察期間と準備期間を経て行われており、入念で執拗で怖い
・男は「鮭」元気なときは川を巡るが、最後は必ず自分が生まれ育った川に戻ってくる。女は二度と戻らない
・男たちが今少し、思慮深くて、反面行動力が弱かったら、人間社会ははるかに穏やかで、静かであったろう。女性に今少し行動力が与えられていたら、男の猪突猛進的な行動を抑え、世界の動向は今とはるかに変わったものになっていたに違いない
・女性のsei感はしかるべき男性とそれなりの性的関係をくり返して初めて得られるもの
・男性と女性の性欲はそれぞれ異性にわかなぬ独自のもの
・女性の方が様々な雑事に臨機応変に対処する能力が優れている
・男性は意外に過去のことを忘れず、過ぎたことに執着する
・男性はそれまで馴染んだ環境や人間関係に固執し、それ以外の変化に対応するのが苦手。変化に対応する能力に欠けている
・男性は女性に接するとき、自分の欲求だけに走らずに、相手の気持ちも充分に考えて、優しく、穏やかに接するべき
行正り香
「草食系男子、肉食系女子という言葉は、男性は弱い面を出してもいい、女性は強くてOK、と少し正直になって出た言葉かも知れません」
渡辺
「男は繊細であり、そして確かに強い。だけどその強さというのは、ここにある石を叩き割れと言われれば割れる、という強さなんです。そういうことと、家庭をまとめたり統率していくこととはまったく意味が違う」
「夫婦の関係でなによりも大切なことあh、男と女は違うけれど、あくまで五分五分なんだということ」
「給料を全部渡して、自分が養っていると勘違いしている。あれは日本の定年後の男を悲惨にしている最大の原因」