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- 日本は破産しない! (宝島SUGOI文庫)/宝島社
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GDPを遥かに超える発行高を持つ
日本国債への不安視への見解です。東日本大震災前の本ですが、(かなり前に読んだし)
状況は根本変わっているわけではありません。
・日本は絶対に国家破産しない。それは望んでも破産できない日本経済の仕組みがある
・外国人が日本国債を投げ売りすると、円安になり、輸出産業は活性化し、国内産業は国内市場の競争力を増すことから日本経済は好転することから、今の状況から投げ売りはあり得ない
・国内投資家が日本国債を投げ売りする状況も国債以上に有望な投資先がない以上あり得ない
・日本政府の流動比率は300%超え(H20年度)
・マーケットとは頭の悪い人から頭のいい人にお金が流れるとても残酷な場所
・日本国債の安全性は世界最強
・日本のデフレ政策が円高を誘導し日本円での投資の判断となる(国債の運用が合理的な理由)
・デフレ政策が税収減、国債発行の事態を招いた
・日本国全体の負債総額は5322兆円(2010年)を超えるが資産が5590兆円あるので差引268兆円の純資産がある
・政府の負債は国民の資産
・日本は海外に266兆円の債権を持っている
・デフレこそ日本経済低迷の元凶
・ハイパーインフレは国民一人当たり一億円くらい配らないと起こせない
・実質金利の高い国が通貨高になる
この本は日本国債の破たんがない材料を提供し、悲観論を煽ることによって得をする人々(増税路線の財務省や一部の投資家など)で増税論を戒め、デフレ脱却を説いてます。
日本国債破たん論に対しての見解を分かりやすく解説をしている本ではないでしょうかね。
もちろん、経済への見方は様々でこれが正しいとは私もまだまだ勉強不足でわかっていません。
今回の、アベノミクスと日銀新体制がデフレ脱却に繋がるのかを注視していきますね!