2/28
- セックスしたがる男、愛を求める女/主婦の友社
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
過激なタイトルのように見えるが、内容は男女の脳科学による
恋のメカニズム研究の現在までの集約書です。
かんなり前に読んだけれども記憶の記録として。
・恋とは脳内の特定領域において、何種類かの化学物質とニュートロンネットワークが反応した結果
・死や戦争の脅威がない平和な社会では、種を存続させていく上で一番効率が高く、最適な方法が「性欲」「恋」「愛着」
・男と女の違いは
女はこまごまとした要求をひとりの男にかなえてもらおうとする。
男はたったひとつの要求をたくさんの女にかなえてもらおうとする。
・恋愛、それは種の存続を達成するために仕掛けられた卑劣なわなだ。(サマセット・モーム)
・愛されていることを実感できる人ほど健康で長生きできる
・男の脳は何をしたか何を達成したかで自分の価値観や貢献の度合いを測るように配線され、言葉や感情は二の次。女性の脳は言語能力が高いので言葉や感情が重要。
・男が気をもむのは女がほかの男とS○Xするのではないかということ。女がいちばん心配をするのは、男がほかの女に情を移すこと
・女は
「笑わせてくれる」
「コミュニケーションができる」
「料理ができる」
「ダンスができる」
「安心させてくれる」
「子ども好き」
「健康そうな」男が好き
・女が男に求めるものは、優れた狩猟能力と力量、そして生活の糧、子どもをやさしく守ってくれること
・男の要求は「食いたい」と「ヤリたい」、このふたつ
・男が女に求めるものは次の4つ
「セ○クス」
「食事、洗濯、育児などの基本サービス」
「あなただけよ、と言ってもらえること」
「誰にも邪魔されないひとりだけの時間」
・女性は
愛していること、関係を続ける気があること、ほかに女はいないこと、お金や可能性があること、
といった答えを出してからでないとセ○クスに応じない
↑といった内容です。
米国の最先端の愛と恋のメカニズムはかなり進んでいるようですね!
男性と女性は全く違うので分かり合えることはないかも知れません。
でも同じ動物で本能があり、人間だということ、
男女が違う前提でお互いを理解し合おうとする「意欲」が相手の心に響いたとき恋愛でも人間関係はうまくいきやすいものなのかも知れませんね。