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- このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ/三笠書房
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元マイクロソフト日本法人社長で、超国際派、超読書家として知られる成毛氏。
氏がムダな努力をやめ、自分の人生を生きろ、と説いたエッセイです。
「ムダな努力はやめて、その中で賢く、自分らしく、面白く生きるかを考える。それが頭のいい生き方だ」
「自分が善人だと思っていたら、相手が自分と違う考えや行動を取ったときに、それは「悪」だと決めつけて自分が正しいと思ったらお互いに譲らない。だから争いが絶えない」
「世の中の常識を無条件で信じ込むことは、洗脳されていることと同じだ。世の中に合わせるのが正しいと思っている善人にありがちな行為」
「偽善者ではなく偽悪者になれ」ー動機が善意であれば一切の責任が解除されるとするのは始末が悪い
「今の時代、未来に期待せず、戦略的に生きるのではなく、場当たり的に生きるべし」
「好きなことを追究して、それが身についたときに無上の喜びとなる。それこそ今、やるべきこと。やがてそれが自分の武器であり、自分の身を助ける」
「人の可能性は有限だ。育った環境でその人の将来は9割決まる。」
「一流の人間とそうでない人間の違いは、何を努力すればいいのかがわかっているのか否か、という点につきる」
「こだわりが行きすぎて執着になると、自分もまわりも腐り始める」
「人生で固執しないといけないことなどほとんどない。柔軟でありながら、まわりの発言に傷つかない鉄壁の心を持てば最強だ」
「人それぞれ運を量は異なる。定められた運を一生かけて使っていく。そのために運は無駄遣いしない」
「人は人、自分は自分と割り切ること。人はどうやっても自分の思い通りにならない。人に期待や情けをかけなない方が賢明」
「人生のスケジュールはその都度、適当に変えられるように柔軟であったほうがいい」
「チームワークは軽視せず、理性とメカニズムでつくるもの」
「何をしでかすかわからない人間になれ」
「成功するためには、常識にとらわれない発想をする。常識を打ち破るには子どもの発想を維持すること」
「人間はしょせん動物であり、自分の本能を信じたほうがいい。理性は臆病を生む要因」
「これからの日本で勝負できるのは日本文化。今はハードからソフトを売る時代に」
「情報は知るのも知らせるのも大事」
なかなか、人生のバイブル言葉があるではありませんか(*^^*)
氏の読書論も含めて今後も学ばせてもらいます!