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少し時間が出来たときは、

とりだめしたHDDをナン倍速かで見て、

読んだ本の感想を書くこと。


整理整頓ができる幸せもあり。



かなり前に読んだんですけど書き留めておこう。

【ネタバレ注意!】
くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾/大和書房
¥980
Amazon.co.jp

「なるべく踊らされない、なるべく人とくらべない。なるべく誰かの言うことをうのみにしない。そうするだけで振り回され人生からは解放される」

「人とくらべて手に入れる幸せ、誰かの影響を受けて目指す幸せからちょっと離れてみるには、こんなささやかな抵抗をしてみればいいのだ」

「そうやって時代の波に流されずにプカプカ浮いているうちに、はっと気づいたらいつのまにか、ちゃんと自分らしく幸せになれていたような気がする」

「選択の自由、選択の権利は、いつの間にか選択しなければならない不自由、選択の義務になってしまった。そのとき、自分の本当の個性や適性、能力などは、いつの間にか見えなくなっていることも多い」


くらべない幸せ3つのヒント

1. 不安や心配がわいてくるのはあたりまえ、そのとき恐れずくらべず、ゆっくりやりすごせば大丈夫

2. 人とくらべて刺激のない毎日だからつまらない、というのは間違い。どんなに単調に見える毎日のなかにも、必ず心温まるドラマがある

3. 幸せと生活のレベルとは、まったく無関係。心はお姫様で過ごすことだって可能

市場主義経済の中でもっともっとを求めて実績を残し、成功することは今でも難しいですし、これからはより困難になるでしょう。頑張ることと自分自身の幸せとの関係が直接ないことに楔を打ち込んだような本です。


でも、世の中は頑張って実績を残した人が新しい時代を切り拓いていく歴史でもあるのです。

頑張らない幸せと、頑張る幸せ。これは両方大事なのではないか、と思わせてくれます。