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【ネタバレ注意!】
2012年のベストセラー本です。
健康本って結構読んでましたけどそれぞれ流儀があって、
それぞれもっともだけどどれがいいのかかえって迷っちゃうこともあるのですが・・・
この本の科学的論拠はいまいち分からないのだけど、それなりに納得できるところもある内容でした!
- 「空腹」が人を健康にする/サンマーク出版
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
要旨をメモしておきます!
・どんどん栄養を摂れば元気になれる、というのは古い考えである
・17万年に及ぶ人類の歴史は、飢えと寒さの戦いであって、飽食の時代はわずか100年にも満たない
・「一日一食健康法」「一汁一菜」が理想
・一食は夕食のみでよい
・絶食によって体の治癒力を高める
・クッキーは完全栄養食品
・リンゴ、ナシ、カキ、ブドウなど果物の皮は抗酸化作用があるので食べるべき
・理想の一食夕食は「玄米、具だくさんの味噌汁、野菜のおひたし、一夜干しの魚もしくは納豆」
・カフェインの入っているコーヒーや緑茶はよくない、オススメは麦茶とゴボウ茶
・野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと、穀物は全粒で丸ごとを食べる
・砂糖と塩は控えめに
・22:00~2:00まではゴールデンタイム
・朝日を浴びてお昼は日焼けを避ける
・激しいスポーツよりも歩くこと、しかもおなかをひっこめてカッコよく
・愛するパートナーといると寿命が延びる
・不摂生の結果迎えた老後は苦しみの毎日である
人は、常識外のことを知ると新鮮に思えることもありますが、今回はそういう本でした。
でも、確かに飽食とは縁が遠い国の方が出生率が高い(先進国ほど出生率が低い傾向があること)
飢餓を経験したおじいちゃんおばあちゃんが長寿な場合が多いこと、
そういう疑問のひとつの仮説を立証できたかも。
「一日一食」(または一汁一菜)「丸ごと食べ」「睡眠は22:00~2:00を含むこと」「しっかり歩くこと」
こういったことが健康に繋がるかはやってみて、自分なりに合っているかを検証してみるのもいいかなあ、
と思わせてくれた本でした。