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【ネタバレ注意!】
- CAの私がVIPのお客様に教わった話し方のエッセンス/大和書房
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CA出身のコミュニケーション分野におけるコンサルタントや作家って多いですね。
彼女はJAL出身ですから、JALのファーストクラスに乗るようなVIPの(主に日本人)とのコミュニケーションを通して人間関係を考えるきっかけになる本でした。
人間は、失敗とその歴史に学ぶべきだと思っていますが、
成功する実例の方にどうしても目がいってしまうもの。
成功する人はこうしている、というよりも、
「成功した人はこうしている人が多い」ことを書いている本ですね(^v^)
お金とか成功とかうんぬんはギラギラした上昇志向がかえって他人を不愉快にさせることもありますし、
私もギラギラし過ぎるのは遠慮して静かに暮らしたいとは思っているのですがね(笑)
とはいえ、CA学ぶことも無駄ではないので。
要旨を。
・相手を認める姿勢をくずさない
・「ごめんね、時間を奪って」
・まず相手ありき、相手の声の大きさや言葉づかいに柔軟に合わせる
・何を話すか考える努力よりも、相手が効きたくなる話会いたくなるような準備をする
・人に指示する際でも相手の感情に配慮する
・「なるほど・・・でも・・・」、で相手の本音を聞き出す
・「なぜ」を別の言葉で置き換える (質問が相手の負担になることを避ける)
・パッキングでは、ポーチとクッションカバー。ポーチごとに入れるモノを決め、クッションカバーに服を入れるのがオススメ。紙袋を間仕切りに
・「あたなのベストな対応でお任せします。頼みましたよ。」という言葉
・勉強不足で教えてもらう姿勢
・ほめ言葉は相手のことを理解しているというメッセージを伝えること
・相手の不足感を見抜き、その努力をほめること
・ほめることはひとつ、質問しながら、相手の気づきにも貢献する
・断る時は、相手にどう思われるかではなく何を伝えるかが大事
・「間違ってたらごめんね」という言葉~自分が正しいという前提を捨てる
・お詫びは、その思いと尽くした言葉の総量が相手に誠意として伝わる
・正解のない正解を求め続ける