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今日は青年会議所の新春理事会です。
今年初めての理事会というととで総務委員長として資料の作成・場所の設営(料亭)ともうひとつ重要な役回りがありました。
それは、口上を理事長に奏上することなのです。
総務委員長が単年度制である1年間理事を代表して理事長に本年頑張っていく誓いが口上なのです。羽織袴を着て、正座し、理事長の目前で奏上するのです。
羽織袴は結婚式以来です。次回私にとって着る機会(結婚式?)はあるのでしょうか?
以下が今日述べさせていただいた口上です。語句は多少違います。一字一句中でいうほど頭もよくないし。
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一同礼。
私総務委員長みきやすひろは 理事構成メンバーを代表し、青年会議所 2006年度理事長 殿に謹んで 口上 を 述べさせていただきます。
少し個人的なお話をさせていただきとう存じます。
あれは忘れもしない2005年8月17日正午のことでした。
私はUAE ドバイ において滞在していたときのことでした。
現地時間は7時。「みっくん。次年度総務委員長を引受けてもらえるで。」
私は即答を避けました。
会社の工場を改装する。
自動車リサイクル協同組合をつくる。
貿易会社つくったばかりで海外へも行くだろう。
つまり、会社も家庭もガタガタ、重すぎる課題を抱えたままの役割が出来るだろうか。と。
しかしそれでも、この批判分子の塊の私を登用しようとした理事長への感謝心と心意気。
限界点を見極めたい気持ちからお世話役の総務委員長を拝命した次第であります。
しかし、理事長。
あなたは何と損な役回りをひきうけられたのでしょう。
49年目という中途半端な年度。
うまくいっても、「やっぱりな」という評価。
うまく行き過ぎたら行き過ぎたらで肝心の50周年から愚痴の一言も出るでしょう。
あえて、損な役割を引受けられた理事長に改めて敬意を表します。
その中で2つだけお願いがございます。
1つ目
理事長。あなたは、250年続く医業の名門第10代目当主であらせられます。
あなたは「共生信頼社会」の構築を理念にあげられました。
あなたの会社の社訓は(生命の尊厳 能力の涵養(かんよう)意欲の高揚 奉仕の精神 組織の和)まさしく、「共生信頼社会」の手段に他なりません。
お医者さんは人を生かせる尊い職業であるとともにやむを得ず人を殺す(手を尽くしても)過酷な職業であります。あなたは名だたる病院経営者としてその人生観を強く出して欲しい。われわれを殺さないで欲しい。生かせて欲しい。
2つ目
49年目は誤解を恐れずに言えば「捨て石」となってもらいたい。
理事長が捨て石となれば50周年のメンバーに真に尊敬され、実際は捨て石とは全く逆の輝く立場となるでしょう。
私たちはそういう理事長のために捨石になります。
今年は戌年 英語で言えば[dog year] これはIT業界の用語でありますが、いずれにしても物事がめまぐるしく変わる年であります。
「dog fight」(乱闘)もいいじゃありませんか。そのために今までの掃除をしようじゃありませんか。ウミを出そうじゃありませんか。
問題を起こしてもそれをきれいに掃除してあげることで、きれいさっぱりと50年目に引継ぎが出来ると確信しております。
以上を持ちまして本年がんばりまする理事構成メンバー一同がお誓い申し上げる口上といたします。ありがとうございました。
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ある意味大変失礼な内容であり、気恥ずかしい限りです。
自分の恥ずかしく情けない部分をさらけ出して人間らしく生きてゆくべきです。そして周りからの意見で取り入れるべき点を取り入られることができたらさらに隣人のためのお返しが出来るでしょう。いつも配慮が足りない情けない自分自身を見つめて。言葉は心で訴えるべき、と改めて感じた1日でした。
最後に本日に関わりのみなさんに感謝するとともに、この1年が満足できる内容になることを祈っています。ありがとう。
今日は青年会議所の新春理事会です。
今年初めての理事会というととで総務委員長として資料の作成・場所の設営(料亭)ともうひとつ重要な役回りがありました。
それは、口上を理事長に奏上することなのです。
総務委員長が単年度制である1年間理事を代表して理事長に本年頑張っていく誓いが口上なのです。羽織袴を着て、正座し、理事長の目前で奏上するのです。
羽織袴は結婚式以来です。次回私にとって着る機会(結婚式?)はあるのでしょうか?
以下が今日述べさせていただいた口上です。語句は多少違います。一字一句中でいうほど頭もよくないし。
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一同礼。
私総務委員長みきやすひろは 理事構成メンバーを代表し、青年会議所 2006年度理事長 殿に謹んで 口上 を 述べさせていただきます。
少し個人的なお話をさせていただきとう存じます。
あれは忘れもしない2005年8月17日正午のことでした。
私はUAE ドバイ において滞在していたときのことでした。
現地時間は7時。「みっくん。次年度総務委員長を引受けてもらえるで。」
私は即答を避けました。
会社の工場を改装する。
自動車リサイクル協同組合をつくる。
貿易会社つくったばかりで海外へも行くだろう。
つまり、会社も家庭もガタガタ、重すぎる課題を抱えたままの役割が出来るだろうか。と。
しかしそれでも、この批判分子の塊の私を登用しようとした理事長への感謝心と心意気。
限界点を見極めたい気持ちからお世話役の総務委員長を拝命した次第であります。
しかし、理事長。
あなたは何と損な役回りをひきうけられたのでしょう。
49年目という中途半端な年度。
うまくいっても、「やっぱりな」という評価。
うまく行き過ぎたら行き過ぎたらで肝心の50周年から愚痴の一言も出るでしょう。
あえて、損な役割を引受けられた理事長に改めて敬意を表します。
その中で2つだけお願いがございます。
1つ目
理事長。あなたは、250年続く医業の名門第10代目当主であらせられます。
あなたは「共生信頼社会」の構築を理念にあげられました。
あなたの会社の社訓は(生命の尊厳 能力の涵養(かんよう)意欲の高揚 奉仕の精神 組織の和)まさしく、「共生信頼社会」の手段に他なりません。
お医者さんは人を生かせる尊い職業であるとともにやむを得ず人を殺す(手を尽くしても)過酷な職業であります。あなたは名だたる病院経営者としてその人生観を強く出して欲しい。われわれを殺さないで欲しい。生かせて欲しい。
2つ目
49年目は誤解を恐れずに言えば「捨て石」となってもらいたい。
理事長が捨て石となれば50周年のメンバーに真に尊敬され、実際は捨て石とは全く逆の輝く立場となるでしょう。
私たちはそういう理事長のために捨石になります。
今年は戌年 英語で言えば[dog year] これはIT業界の用語でありますが、いずれにしても物事がめまぐるしく変わる年であります。
「dog fight」(乱闘)もいいじゃありませんか。そのために今までの掃除をしようじゃありませんか。ウミを出そうじゃありませんか。
問題を起こしてもそれをきれいに掃除してあげることで、きれいさっぱりと50年目に引継ぎが出来ると確信しております。
以上を持ちまして本年がんばりまする理事構成メンバー一同がお誓い申し上げる口上といたします。ありがとうございました。
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ある意味大変失礼な内容であり、気恥ずかしい限りです。
自分の恥ずかしく情けない部分をさらけ出して人間らしく生きてゆくべきです。そして周りからの意見で取り入れるべき点を取り入られることができたらさらに隣人のためのお返しが出来るでしょう。いつも配慮が足りない情けない自分自身を見つめて。言葉は心で訴えるべき、と改めて感じた1日でした。
最後に本日に関わりのみなさんに感謝するとともに、この1年が満足できる内容になることを祈っています。ありがとう。