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ホリエモンついに逮捕さる。
ホリエモンは同じ経営者として、全く考え方の違う人でした。結果的にCSR(企業の社会的責任)が果たせなかった。
しかしながら、印象として、3点。
①氏が猛スピードで行った企業買収「資本投下型経営」は経営の王道ではない。出来ないししないが、真似の出来ないことをやってのけたことそのものを見習うべき点があり、尊敬する。
②社会・政治・経済の既得権に挑戦した実績そのものは評価する。
③「強者の論理」「市場原理主義」「成長そのものを目的」とする考え方に関しては否定的な意味で他山の石としたい。
ニュース23より。
渡辺恒雄氏
「小泉首相の市場経済原理主義は善くない」
「靖国参拝をやめろ」「市場原理主義者を閣内に入れるな」
「権力は分散すべき」
読売グループの首領であり、元共産主義者。タカ派の改憲派。権力と「癒着」したジャーナリストとしての氏への違和感がありましたが、親近感を感じるのは氏の言葉に同感するからです。
田中角栄・後藤田正晴・中曽根康弘、そして渡辺恒雄。保守派の意見にすべてではないが一理あると思うのは私自身が保守化しているのか、時代への疑問を感じているからでしょうか。
強いもの、間違っているもの、に対して挑戦する姿勢は一生続けていきたいものです。
「森田実の時代を斬る」 「人間はいかに生きるべきか。」
以下転送
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「『めざましテレビ』のスタッフの皆さんに贈る十の格言」を作成し、この十の格言をもとに「人間はいかに生きるべきか」について講演した。十の格言は以下のとおり。
(1)生きることは考えることである(キケロ)
(2)働かざる者食うべからず(新約聖書)
(3)誠実に勝れる知恵なし(ディズレーリ)
(4)千里の道も一歩より起こる(老子)
(5)一利を興すは一害を除くに若かず(耶律楚材)
(6)誹りを止むるは身を修むるに如くは莫し(三国志)
(7)利して利する勿れ(周公)
(8)自分の経験はどんなに小さくとも百万の他人の経験より値打ちのある財産である(レッシング)
(9)怒りは常に愚行に始まり悔恨に終わる(ピタゴラス)
(10)だめのひと言七十のわざわいを遠ざける(インドの諺)
私は第一に人間として生きる上での、「考えること」の重要な意味を強調した。最近の日本の指導者は、一昔前までの指導者に比べると、あまり考えなくなったことを批判し、常に考え、常に苦悩し、常に学ぶことがより重視されなければならない、と強調した。「めざましテレビ」の若いスタッフの諸君、もっともっと考えようと訴えた。
第二に、「働くこと」の大切さを語った。人間は、常に働きつづけなければならない。とくに若いときは、働いて働いて働きつづけなければならないことを強調した。徹底的に勤勉に働こうと訴えた。
第三に、「誠実」の大切さを語った。誠実に生きることの重要な意味を述べた。
第四に、「堅実な生き方」の大切さを強調した。
第五に、とくに政治において、新しい利益になることを始めるよりも、現実に存在する「害」を取り除くことのほうが大切である、と説いた。
第六に、「身を修める」ことの大切さを強調した。世間で根も葉もない悪口をいろいろ言われることがあっても、自ら身を修めていれば乗り切ることができる、悪口なぞ気にする必要はない、と説いた。
第七に、政治指導者たる者は国民の利益のみを考え自らの利益を考えてはならない、われわれ一般人もこの生き方を貫くべきだ、と述べた。
第八に、自分自身の体験の大切さを強調した。常に自分の体験を忘れず、自らの体験から学び、教訓とし、自分自身の自己啓発を怠ってはならない、と述べた。
第九に、忍耐と謙虚さの大切を説き、「怒ってはダメだ」と強調した。私自身の“怒りを抑えきれずに暴発した愚かな体験”への自省を込めて、忍耐の大切さを説いた。「怒りは敵だ」という徳川家康の言葉を紹介した。
第十に、「ダメ」という勇気をもつべきだと語った。友人から「金を貸してくれ」と言われて金を貸せば、往々にして「友」と「金」を同時に失う。「ダメ」という勇気がなかったために「友」も「金」も失ってしまった人が多い。仕事面においても、自己の信念を貫き、「それはダメ」という勇気をもつことが大切である、と述べた。
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転送終わり。
ホリエモンついに逮捕さる。
ホリエモンは同じ経営者として、全く考え方の違う人でした。結果的にCSR(企業の社会的責任)が果たせなかった。
しかしながら、印象として、3点。
①氏が猛スピードで行った企業買収「資本投下型経営」は経営の王道ではない。出来ないししないが、真似の出来ないことをやってのけたことそのものを見習うべき点があり、尊敬する。
②社会・政治・経済の既得権に挑戦した実績そのものは評価する。
③「強者の論理」「市場原理主義」「成長そのものを目的」とする考え方に関しては否定的な意味で他山の石としたい。
ニュース23より。
渡辺恒雄氏
「小泉首相の市場経済原理主義は善くない」
「靖国参拝をやめろ」「市場原理主義者を閣内に入れるな」
「権力は分散すべき」
読売グループの首領であり、元共産主義者。タカ派の改憲派。権力と「癒着」したジャーナリストとしての氏への違和感がありましたが、親近感を感じるのは氏の言葉に同感するからです。
田中角栄・後藤田正晴・中曽根康弘、そして渡辺恒雄。保守派の意見にすべてではないが一理あると思うのは私自身が保守化しているのか、時代への疑問を感じているからでしょうか。
強いもの、間違っているもの、に対して挑戦する姿勢は一生続けていきたいものです。
「森田実の時代を斬る」 「人間はいかに生きるべきか。」
以下転送
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「『めざましテレビ』のスタッフの皆さんに贈る十の格言」を作成し、この十の格言をもとに「人間はいかに生きるべきか」について講演した。十の格言は以下のとおり。
(1)生きることは考えることである(キケロ)
(2)働かざる者食うべからず(新約聖書)
(3)誠実に勝れる知恵なし(ディズレーリ)
(4)千里の道も一歩より起こる(老子)
(5)一利を興すは一害を除くに若かず(耶律楚材)
(6)誹りを止むるは身を修むるに如くは莫し(三国志)
(7)利して利する勿れ(周公)
(8)自分の経験はどんなに小さくとも百万の他人の経験より値打ちのある財産である(レッシング)
(9)怒りは常に愚行に始まり悔恨に終わる(ピタゴラス)
(10)だめのひと言七十のわざわいを遠ざける(インドの諺)
私は第一に人間として生きる上での、「考えること」の重要な意味を強調した。最近の日本の指導者は、一昔前までの指導者に比べると、あまり考えなくなったことを批判し、常に考え、常に苦悩し、常に学ぶことがより重視されなければならない、と強調した。「めざましテレビ」の若いスタッフの諸君、もっともっと考えようと訴えた。
第二に、「働くこと」の大切さを語った。人間は、常に働きつづけなければならない。とくに若いときは、働いて働いて働きつづけなければならないことを強調した。徹底的に勤勉に働こうと訴えた。
第三に、「誠実」の大切さを語った。誠実に生きることの重要な意味を述べた。
第四に、「堅実な生き方」の大切さを強調した。
第五に、とくに政治において、新しい利益になることを始めるよりも、現実に存在する「害」を取り除くことのほうが大切である、と説いた。
第六に、「身を修める」ことの大切さを強調した。世間で根も葉もない悪口をいろいろ言われることがあっても、自ら身を修めていれば乗り切ることができる、悪口なぞ気にする必要はない、と説いた。
第七に、政治指導者たる者は国民の利益のみを考え自らの利益を考えてはならない、われわれ一般人もこの生き方を貫くべきだ、と述べた。
第八に、自分自身の体験の大切さを強調した。常に自分の体験を忘れず、自らの体験から学び、教訓とし、自分自身の自己啓発を怠ってはならない、と述べた。
第九に、忍耐と謙虚さの大切を説き、「怒ってはダメだ」と強調した。私自身の“怒りを抑えきれずに暴発した愚かな体験”への自省を込めて、忍耐の大切さを説いた。「怒りは敵だ」という徳川家康の言葉を紹介した。
第十に、「ダメ」という勇気をもつべきだと語った。友人から「金を貸してくれ」と言われて金を貸せば、往々にして「友」と「金」を同時に失う。「ダメ」という勇気がなかったために「友」も「金」も失ってしまった人が多い。仕事面においても、自己の信念を貫き、「それはダメ」という勇気をもつことが大切である、と述べた。
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転送終わり。