「せんせー、結局どういう人がうかるんですかー?」
「面接で答えられないと落ちますか?」
というお問い合わせが多い。
「どんな質問が出ますか?」
「想定外の質問に答える自信がありません」
そこで問いたい。
「職場で、市民国民の方々はあなたの知っている
ことを聞くのですか?」
「予想外の質問が来たら黙ってしまいますか?」
もちろんすべての質問に答えられることは
不可能だろう。
かといって予想外の質問に、しかめっ面をしたり、
不愉快な顔をすれば、市民、国民はなおさら気分を
害することになる。
予想外の質問は質問者が「意識的」に行う。
その時の、
「感じのよさ」
「機転がきくか」
「素直さ」
を総合して、
「ああ、感じいいし、窓口の業務に就いてもらっても
問題ないな。」
と思わせると内定にグッと近づく。
多少言葉に詰まってしまうのはいい。
イケナイことは
「答えを用意していないからダマってしまう」
ことである。
これがよくある。
これをされると、質問者は
「聞こえていないのか?」
と苛立つ。
どうしても答えが浮かばないなら
「そぉですねぇ~」
とまずは悩んでいる言葉を発しておく。
「今、適切な言葉が浮かばないのですが、」
「あえて申し上げるならば○○ということしか浮かびません。」
「申し訳ありません。」
と素直に謝ることも重要である。
とにかく、質問者を不愉快にしないこと。
これに最大限気を配ってほしい。
「相手の立場になって、可能な限り
答えようと努力すること。それでも
相手の求める回答ができそうになければ
素直に謝る」
という姿勢も重要となろう。