【今日の想定問答5/1】 | やぱたんのブログ

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専門学校で20年超講師をしている行政書士・宅地建物取引士です。
また公務員対策として経済・財政、民法、憲法、行政法分野も担当しております。
宅建試験情報、行政書士試験情報、公務員試験情報をはじめ、経済・財政分野の記事も書いてまいります。

「せんせー、結局どういう人がうかるんですかー?」
「面接で答えられないと落ちますか?」

というお問い合わせが多い。

「どんな質問が出ますか?」
「想定外の質問に答える自信がありません」

そこで問いたい。

「職場で、市民国民の方々はあなたの知っている
 ことを聞くのですか?」
「予想外の質問が来たら黙ってしまいますか?」

もちろんすべての質問に答えられることは
不可能だろう。

かといって予想外の質問に、しかめっ面をしたり、
不愉快な顔をすれば、市民、国民はなおさら気分を
害することになる。

予想外の質問は質問者が「意識的」に行う。
その時の、

「感じのよさ」
「機転がきくか」
「素直さ」

を総合して、
「ああ、感じいいし、窓口の業務に就いてもらっても
 問題ないな。」
と思わせると内定にグッと近づく。

多少言葉に詰まってしまうのはいい。
イケナイことは

「答えを用意していないからダマってしまう」

ことである。

これがよくある。
これをされると、質問者は

「聞こえていないのか?」

と苛立つ。

どうしても答えが浮かばないなら

「そぉですねぇ~」

とまずは悩んでいる言葉を発しておく。

「今、適切な言葉が浮かばないのですが、」
「あえて申し上げるならば○○ということしか浮かびません。」
「申し訳ありません。」

と素直に謝ることも重要である。

とにかく、質問者を不愉快にしないこと。
これに最大限気を配ってほしい。

「相手の立場になって、可能な限り
 答えようと努力すること。それでも
 相手の求める回答ができそうになければ
 素直に謝る」

という姿勢も重要となろう。