【石上神宮(いそのかみじんぐう)】(奈良県天理市) | 八百万の神の浮世絵師 持田大輔

八百万の神の浮世絵師 持田大輔

日本最古の歴史書『古事記』を題材に絵を描き活動しています。
八百万の神々が織りなす天地創造、天岩戸伝説など神様の喜怒哀楽が記された神話を少しでも多くの方に知って頂きたいと思います。

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【石上神宮(いそのかみじんぐう)】(奈良県天理市)


石上神宮は大和盆地の中央東寄り、龍王山(りゅうおうざん)の西の麓、布留山(ふるやま・標高266メートル)の北西麓の高台に鎮座し、境内はうっそうとした常緑樹に囲まれ、神さびた自然の姿を今に残しています。

 

北方には布留川(ふるがわ)が流れ、周辺は古墳密集地帯として知られています。

 

別名を石上振神宮(いそのかみふるじんぐう)、布留社(ふるしゃ)、石上布都御魂神社(いそのかみふつのみたまじんじゃ)、いわがみ様、石上坐布都御魂神社(いそのかみにますふつのみたまじんじゃ)などとも呼ばれています。

 



この石上神宮は日本最古の神社の一つで、平安時代に制定された朝廷からの篤く奉幣を受けた神社を記した「二十二社」の一つに数えられ、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。また『古事記』・『日本書紀』に記された「神宮」は伊勢神宮と石上神宮だけであり、その点を見ても古くから神宮名を冠した誉れ高い神社といえます。

 



総称して石上大神(いそのかみのおおかみ)と仰がれる御祭神は、第10代崇神(すじん)天皇の治世(3世紀後半ごろ?)に石上布留(いそのかみふる)の高庭(たかにわ)に祀られました。

 


平安時代後期(1081年)、72代白河天皇は石上神宮を殊に崇敬し、現在の拝殿(国宝)は天皇が宮中の神嘉殿(しんかでん)を寄進したものと伝えていて、現存する日本最古の拝殿とされています。

 


中世に入ると、興福寺の荘園拡大・守護権力の強大化により、布留川を挟み南北二郷からなる布留郷を中心とした氏人は、同寺とたびたび抗争しました。

 

戦国時代に至り、織田尾張勢の乱入により社頭は破却され、壱千石もあった神領も没収され衰微してしまいます。

 

しかし、氏人たちの地道な復興事業に支えられて江戸時代を経て、神祇の国家管理が行われるに伴い、明治4年(1872年)官幣大社に列し、同16年には神宮号の復称が許されました。

 



石上神宮にはかつて本殿がなく、拝殿後方、約1,300㎡の「禁足地」(きんそくち)を「布留高庭」や「御本地」と称し、その中央に主祭神が埋斎され、諸神は拝殿に配祀されていました。

 


明治7年(1874年)菅政友(かんまさとも)大宮司により禁足地が発掘され、出土した布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)や曲玉などの神宝を奉斎するため本殿を建造(建造のための1878年の禁足地再発掘でも天羽々斬剣(あまのはばきりのつるぎ)が出土し、これも奉斎しました)。

 

御神体の出御を仰ぎ、大正2年(1913年)御本殿が完成されました。

 


禁足地は現在も「布留社」と刻まれた剣先状石瑞垣で囲まれ、昔の佇まいを残しています。

 


御神体として神武天皇の国土平定に偉功をたてられた神剣の神霊「布都御魂(ふつのみたま)」、鎮魂にかかわる神宝「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」、スサノオがヤマタノオロチを退治した神剣「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」をお祀りしています。

 


さらに、古代百済から献上されたとされる七支刀(国宝)をはじめ、鉄盾、勾玉、管玉など重要文化財に指定されている貴重な宝物が数多く収蔵されています。

 

これは朝廷の武器貯蔵所、すなわち兵庫であったことが理由だと言えますし、この神域が城塞として要害の地にあったことに外なりません。

 

『日本書紀』の11代垂仁天皇39年の条に「五十瓊敷(いにしき)命、茅渟(ちぬ)の菟砥(うどの)川上宮で剣1000口を作り石上神宮に蔵む」とあり、降って神功皇后52年(372年)の献納品に七枝刀が記されています。

 



写真は石上神宮の楼門で、鎌倉時代末期(1318年)の建立とされ、重要文化財に指定されてます。

 

明治時代以前は、上層に鐘が吊るされ鐘楼門(しょうろうもん)とも呼ばれていました。左右には回廊が続き、塗り変えられた朱色が、周囲の緑の中でひときわ鮮やかです。

 



<御祭神>
主祭神・布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)韴霊(ふつのみたま) - 神体の布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)に宿る神霊。

配神
布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ) - 十種神宝に宿る神霊。
布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ) - 天羽々斬剣(あめのはばきりのつるぎ)に宿る神霊。
宇摩志麻治命(うましまじのみこと)
五十瓊敷命(いにしきのみこと)
白河天皇
市川臣命(いちかわおみのみこと) - 天足彦国押人命(孝昭天皇皇子)後裔で、石上神宮社家の祖。

 

 

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