【オオタタネコ/三輪山の神の系譜を持つ疫病を鎮めた祈祷師】
オオタタネコ(意富多多泥古命)は『古事記』によると、10代崇神天皇(すじんてんのう)の時代にいた三輪のオオモノヌシの神の系譜を持つ人物で、国難となった疫病を鎮める祈祷を行った祈祷師として記録されています。
崇神天皇の時代に国中に疫病が流行り民が悉く死んでしまいましたが、天皇の夢枕にオオモノヌシが現れ「オオタタネコという人に我を祀らせれば、祟りも収まり、国も平安になるであろう」と神託を告げました。
天皇は急ぎオオタタネコを捜し出すと三輪山(御諸山)の神を祭らせ、イカガシコオ(伊迦賀色許男命)に天八十びらか(神饌を盛るための器)を作らせて、天神地祇を定め祭らせました。
また宇陀の墨坂神に、赤色楯、矛を祀り、大坂の神に黒色楯、矛を祀り、坂の御尾の神と河の瀬の神に悉く幣帛を祀ると、猛威を振るっていた疫病が止み、国が救われたとされます。
オオタタネコは「三輪のオオモノヌシの神の血を引く子」であり、この三輪の神とスエツミミの娘のイクタマヨリビメの5代目とされます。
初代オオモノヌシ-イクタマヨリビメ(スエツミミの娘)
クシミカタマ(2代目)
イヒカタスミ(3代目)
タケミカツ(4代目)
オオタタネコ(5代目)
『古事記』にはイクタマヨリビメがどうして神の子を産んだのか、という物語も語られています。
イクタマヨリビメは容姿端麗で有名でしたが、比類ない壮夫が現れ求婚されると、幾ばくも経ずに妊娠しました。
この事をイクタマヨリビメの父母は怪しみ娘に問いただすと、「名も知らぬ壮夫が夜ごとに現れて自然と妊娠した」と告げました。
どこの誰なのかを知りたいと思った父母は「床に赤土を撒き、麻糸を針に通し、その男の服にそっと刺して、帰り道をたどっていくのだ」と娘に助言します。
朝になって麻糸をたどっていくと山の社にたどり着いたので、神と結ばれたことが分かったという事です。
この時に麻糸の残りが三勾(みわ)だったので、その山を三輪(美和)山と名付けたとされます。
オオタタネコが登場するのはこの場面のみですが、国難を救った神の系譜を持つ人物であること、崇神天皇が疫病を鎮めて以降、全国統一のため各地に将軍を派遣し勢力範囲を拡大している事を見ても、かなり重要な存在であったことが窺えます。
【系譜】
オオモノヌシの五世『古事記』
オオモノヌシの御子『日本書紀』
子には大鴨積命、大友主命、大多彦命、意富禰希毛知命。
三輪氏(神氏、大三輪氏、大神氏)、鴨氏(賀茂朝臣氏)、神人部氏、神部氏などの祖。
【祀られる神社】
大直禰子神社(奈良県桜井市大字三輪字若宮)
大川上美良布神社(高知県香美市香北町)
神神社 境内 若宮神社(岡山県総社市八代宮山)
大神神社 境内 若宮(岡山県岡山市中区四御神字土師之森)
濱名惣社神明宮 境内 太田命社(静岡県浜松市北区三ケ日町)
鴨大神御子神主玉神社(茨城県桜川市加茂部字明神山)
多他神社(兵庫県美方郡香美町小代区忠宮)
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