【天照皇大神宮(てんしょうこうたいじんぐう)】(福岡県粕屋郡久山町)
「天照皇大神宮」は、福岡県粕屋郡久山町に鎮座する「九州の伊勢」と呼ばれるお宮で、神社の前に流れる猪野川は五十鈴川とも呼ばれ、社殿の配置も伊勢神宮(三重県伊勢市)を模して築造されました。
この天照皇大神宮も伊勢神宮と同じく20年毎の式年遷宮も行われていて、前回は平成19年(2007年)4月8日に挙行されました。
一般には「伊野皇大神宮(いのこうたいじんぐう)」の名で親しまれ、地名は明治以降「猪野(いの)」に固定しましたが、それ以前は「伊野(いの)」の漢字が使われていました。
この伊野の里に天照皇大神宮が鎮座した由来は、14代仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)9年(200年)の熊襲征伐の時代に遡ります。仲哀天皇は「我を奉れば、戦をせずとも財宝の国を得ることができる」という神の託宣を疑ったために、神の祟りをうけて親征先の筑紫で崩御され、香椎宮(福岡市東区)が霊廟として創建されました。
夫仲哀天皇が崩御したあと神功皇后(じんぐうこうごう)は、小山田の村に斎宮(いつきのみや)を建て、自ら神主となり、この地でアマテラスを祀ったのが伊野皇大神宮の創始とされています。
平安時代に編纂された正史の『日本三代実録』巻卅二によると、「元慶元年(877年)12月15日辛巳(原作壬午)授筑前国従五位下織幡神正五位下。正六位下天照神従五位下。」と記載のある国史見在社です。
伊勢神宮内宮と同じくアマテラスを主祭神として、怪力の神様タヂカラオとニニギノミコトの母神であるヨロズハタトヨアキツシヒメを配祀されています。
室町時代の末期には、都で大神の祭祀を司っていた豊丹生有時(ぶにゅうありとき)が、座列争いの罪で豊前国英彦山の麓に流されたとき、大神の御神体も豊前に移したとされます。
有時の子・兵庫大夫(ひょうごだゆう)は神のお告げをうけて、御神体を伊野(猪野)に戻し宮居を建てました。
天正14年(1586年)、九州を制覇しようと目論み岩屋城、立花城を攻めた島津忠長(しまづただなが)は伊野にも侵入すると、兵庫大夫は御神体を守ろうと竃門山に隠しましたが、島津兵はこれを奪って薩摩国に持ち去ろうとします。
しかし、途中で神の祟りを恐れて豊後国柞原八幡宮(大分県大分市)に納めました。
その後、柞原の宮司に「伊野の里に帰すべし」との大神の託宣があり、柞原の宮司はその旨を伊野に知らせたので、兵庫大夫は御神体を再び伊野に迎え、以前のようにお祀りすることができるようになったと伝えられ、戦国乱世において数奇な運命をたどりました。
立花城主だった戸次道雪/立花 道雪(べっきどうせつ/たちばなどうせつ)、名島城主小早川隆景(こばやかわたかかげ)、筑前藩主黒田長政(くろだながまさ)など諸大名も伊野皇大神宮を崇敬したとされます。
筑前藩第3代藩主黒田光之(くろだみつゆき)は、延宝5年(1677年)に別所に社殿を造営し、大神宮を遷移し、造営に際して宮司豊丹生信重(ぶにゅうのぶしげ)と工匠工藤太夫清重(くどうだゆうきよしげ)を伊勢神宮に派遣して、本殿から鳥居に至るまで伊勢神宮に模して造らせました。
◆ご祭神
アマテラス
タヂカラオ
ヨロズハタトヨアキツシヒメ(タクハタチヂヒメ)
合祀
水取宮祭神 五霊大明神 住吉三神 志賀三神
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