【多久頭魂神社(たくずだまじんじゃ)】(長崎県対馬市) | 八百万の神の浮世絵師 持田大輔

八百万の神の浮世絵師 持田大輔

日本最古の歴史書『古事記』を題材に絵を描き活動しています。
八百万の神々が織りなす天地創造、天岩戸伝説など神様の喜怒哀楽が記された神話を少しでも多くの方に知って頂きたいと思います。

【多久頭魂神社(たくずだまじんじゃ)】(長崎県対馬市)


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多久頭魂神社は対馬南部にある厳原町豆酘(いづはらまちつつ)に鎮座する神社です。

 


鬱蒼とした原生林に囲まれた境内は昼間でも薄暗く、参拝者も少ないですが、古木や大地から感じる霊気は極めて高いものがあります。



この多久頭魂神社の正確な創建の時期・事情は不明ではありますが、古くは「魂」を省いて「多久頭神社(たくずじんじゃ)」と称されていたそうです。

 



平安時代に編纂された『延喜式神名帳』に「対馬国下県郡十三座のうち」として記録される「多久頭神社」は当社に比定されていて、式内社の一つに列している古社になります。

 



現在のご祭神はアマテラス、その御子神アメノオシホミミ、ニニギノミコト、ヒコホホデミ(山幸彦)、ウガヤフキアエズの5柱とされていますが、本来のご祭神は対馬特有の神である多久頭神(たくずかみ)という神様といわれ、『続日本後紀』承和4年(837年)2月5日の条に多久都神を無位から従五位下に叙する旨の記述があり、古くから神階を有する神様ですが、非常に謎の多い神様です。

 



多久頭魂神社は対馬特有の信仰である天道信仰の社で観音堂と一体となり、供僧による祭祀が行われてきました。

 


対馬の天道信仰は母子神信仰、太陽信仰、山岳信仰などが習合した独特のものであり、当社は本来、神殿がなく、禁足の聖山、天道山(竜良山(たてらさん))の遥拝所でした。

 



明治の神仏分離以降は、神宮寺であった豆酘寺(つつでら)の観音堂を社殿としましたが、この観音堂は1956年の火災で焼失してしまいます。

 



また、対馬南部の多久頭魂神社と対馬の北部に在る天神多久頭魂神社(あめのかみたくずたまじんじゃ)とは対の関係を成している点も興味深いです。

 



対馬の北にある天神多久頭魂神社を、「主基(すき)宮」と称するのに対し、この豆酘の多久頭魂神社は「悠紀(ゆき)宮」と称されますが、悠紀と主基が何を意味するのか明確になっていないません。

 



令和元年に行われた大嘗祭(だいじょうさい)に際して、大嘗宮が建設中されましたが、その中心をなす殿舎が悠紀殿(ゆきでん)と主基殿(すきでん)です。

 


一説には、軍事を表す靭(うつぼ/矢を入れる筒)と、農事を表す鋤(すき)から転じ、軍事・農事を掌握統治するという意味合いがあるとされています。

 



対馬に大嘗祭殿舎と同じ敬称のお宮が北と南に鎮座しているのは、かなり深い意味があると思いますが、その名称の経緯などの詳細は不明です。

 



◆ご祭神
天照大神
アメノオシホミミ
ニニギ
ヒコホホデミ(山幸彦/ホオリ)
ウガヤフキアエズ
(本来は多久頭神)

 

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