先日、Norton VPNが遅いという話をしましたが、その後は一向に改善する気配がなかったので諦めました。
(接続先サーバーを日本からアメリカ、シンガポール、オーストラリア等、サーバーが強そうだったり近そうだったりするところに変えたりしたのですが、1Mbpsより上に行くことはありませんでした)
というわけで他のVPNサービスに乗り換える前提でどうしようか考えていたところ、WARPというサービスを発見しました。
WARPはCloudflare社が提供するVPNサービスで、基本的には無料です。
ただ、同社のArgoというテクノロジーを使ったWARP+を使いたい場合は有料となります。
Cloudflare社はDNSサーバーで「1.1.1.1」というサーバーを公開して話題になったCDN企業ですね。
実は、以前からWARPというサービス自体は知っているのですが、上のブログを読んだときに「これってVPNなの?」という記述を見つけてしまったので「もしかしてVPNとは違うのかも?」と思い、使わずにいた経緯があります。
それはこの紹介文のところなのですが
技術的な観点から見ると、WARPはVPN です。しかし、従来のVPNとはまったく異なる利用者向けにデザインされています。
とあります。
CloudflareがDNSサーバーを公開していたニュースを知っていたこともあって、WARPはVPNではなくてセキュアなDNSサービスなのでは?と思ってました。
しかし紹介記事を読む限りはVPNというカテゴリで合っているようです。
技術的にはWireGuardを使ったVPNみたいですね。
公式ブログにも公衆WiFiで使えるような記述がありました。
あなたが地元の喫茶店にいる間、データを嗅ぎ回っているような人から身を守るのに役立ちます。
実際に家で試してみるとNorton VPNが1Mbps出ない一方で、WARPは遅くとも素のインターネット速度の50%は確実に出ていたので速度面では不安はなさそうです。
というわけで、しばらくはWARPを使ってみることにします。
Norton VPNはまだ半年くらい残っているのですが・・・。