こんにちは。

やおやのおじさんです。

 

久しぶりに暖かい。。。

和らぐ~。心も体も和らぐ~。

 

昨日は超ハードな日だったもんね。

というか、

先週はずっとハードな陽気だった。

 

今週は、今週前半は特にぐっと厳しい冷え込みがぐっと和らいでくれて・・・

心も体も和らぐ~

 

ハードな陽気のせいで

お家に閉じこもってた方も今週は外の空気を吸いにお出かけしましょう。

しっかりマスクして。

 

 

さてさて、

あんまりこういうこと言うなと嫁様からきつく言われてるので、

おじさんの心中に鬱積しかけているものをちょっとフィルターにかけて吐き出します。

 

政治家さん達よ、上杉鷹山って知ってるか?

善政ってのはもう死語か??

 

 

 

はい。

改めましてやおやのおじさんです。

 

今日は文旦のお話。

 

毎年、この時季というかもうちょい後の時季に

当店で人気の、熱烈なファンを持つ柑橘が文旦。土佐文旦。

 

柑橘の中で一つのポジションを確立してる

その素晴らしい香りと食感の柑橘。

 

今年も頼むね。

と、

市場で担当の三浦さん(味ロマンの担当者と同じ人)に話すと、

今年、土佐文旦が壊滅的で用意できんかもしれん。との返答。

例年の2~3割の出来で入荷の予定が立たない。と。

珍しく真面目な顔をして。

 

え~!!

嫌だよ~!!

なんとかしてよ!!!

と言うと、

 

パール柑なら用意できる。

と。

 

あ、

パール柑ね。

ちょっと売れ行き鈍ると思うけど、もらうわ。

とおじさん。

 

うん。

パール柑。

土佐文旦より知名度が落ちるけど、

品種は文旦と同じというおじさん達の認識で、味も遜色ない。

というか、パール柑のが美味いって人もいて、

うん。

土佐文旦がないならパール柑で構わない。

が、

知名度が落ちる分だけ売れ行きが鈍るかな。と。

 

文旦と同じ品種という認識。

担当の三浦さんも同じでいいよ。

と。

 

八百屋として語る以上、適当なことも言えない。

で、

いろいろ調べてみた。というかまだ調べながら、担当の三浦さんに聞きながら書いてる。

 

ん~、

文旦、標準和名ザボンらしい。

文旦=ザボン=ボンタンはほぼ間違いない。

で、

文旦の仲間に世界一大きい柑橘と言われる晩白柚があって、

肝心のパール柑は・・・

ザボンみたいに文旦と同一というのはちょっと難しい。

 

昔をたどれば同じ品種だったようだけど、

明治時代から別の歴史をたどって、

パール柑の品種名は大橘っていう品種名らしい。

 

紀州徳川家と尾張徳川家みたいなもんかな。

 

で、

その大橘が多く栽培されてる地域(熊本)が、

熊本の天草地方にかかるパールラインって道の付近なので、

パールラインからとってパール柑と名付けられて、

その地方の特産品として出荷されてる。

 

あああ!!

パールライン!!

素晴らしいところよね。おじさん、また熊本に行きたい。

素晴らしい地域。素晴らしい海。素晴らしい食材。

熊本最高!天草最高!!

 

話を戻す。

文旦とパール柑、

市場でどちらも担当してる三浦さん談。

食べ比べたらどっちがどっちか分からんと思う。

とのこと。

 

はい。

そんなに興味のないだろう話を長々としてすみません。

 

土佐文旦の出荷量が壊滅的な今季、

代わりにパール柑を仕入れました。

 

 

これです。

 

 

これです。

 

 

これです。

 

パール柑と書いたラップさえなければ文旦と区別がつきません。

この機会に、

ぜひぜひパール柑を知っていただいて、覚えていただいて、食べていただきたい。

 

そして、

なんの縁もありませんが、この機会に熊本を、天草を愛していただきたい。

そう思うおじさんです。

 

あ、

ちなみに、

土佐文旦の不作を受けて、

パール柑の引き合いが強く、値段も上昇とのこと。

この先、きっとパール柑も品薄が予測されますので、ぜひお早めに。

 

 

 

今日はここまで~

 

 

じゃ!!