【大会名】香川ウインターFESTIVAL

【会場】宝山湖ボールパーク、観音寺総合グランド
【試合】
〇12/26(火)
   ①八尾大正 2-0 エフォートU14
   ②八尾大正 1-2 SOLTILO
   ③八尾大正 6-0 ピースクラブ
〇12/27(水)
   ④八尾大正 9-0 ピースクラブ
   ⑤八尾大正 0₋0 津FC W1
   ⑥八尾大正 2₋0 SOLTILO
〇12/28(木)
   ⑦八尾大正 2₋0 アヴァンソーレ
   ⑧八尾大正 1-2 津FC W1
   ⑨八尾大正 2₋0 SOLTILO
【担当】村上・藤丸
 
 
素晴らしい環境と穏やかな天気!充実した時間を過ごすことができました。
 
大会を運営していただいた関係者の皆さま
この遠征に選手を送り出していただいた保護者の皆さま
遠方まで応援に来ていただいた保護者の皆さま
 
ありがとうございました!!
 
 
少しデータからチーム状態を観てみましょう。
6勝2敗1分
得点25(無得点試合は1試合)
失点4(2試合で4失点、無失点試合は7試合)
 
これだけを見ると非常に素晴らしい戦績ですが、対戦相手の強度の関係もあることを忘れないようにしましょう。
 
まず失点が大幅に減りました。
初戦前のミーティングで、この遠征の試合は全て前線からプレッシングを掛けて、ボールを奪いに行くことを確認しました。
26日の夜のミーティングでは、藤丸コーチが撮影してくれたゲームを観ながら、守備時のスタートポジション、アプローチ、スライドなどを確認。ボールロストからの切り替え時の守備(シールドを掛ける)、そのために各自がやらなければいけないことなど、かなり細かいことまで確認する事ができました。そして「攻撃は最大の防御」とよく言いますが、勝率の良いチームで守備が緩いチームはありません。必ず良い守備を実はしています。ニュアンスの違いですがこの時伝えたことは、最終的には「得点を奪うために守備をする(ボールを奪う)。良い守備の先には良い攻撃が絶対にある」という事です。プレッシングを掛け続ける事で身体的にはかなりきつい状態まで追い込まれたと思いますが、選手たちは本当に前向きに取り組んでくれました。そして、これだけの強度の試合をすれば、試合の合間にトレーニングをしたり走ったりする必要は無くなり、試合についての選手間の話し合いに使うことができます。(その部分は、まだ違う方向の話が多かったような…笑。)試合の合間が短かったこともありますが、今遠征ではそのような練習や罰走などは一度もしませんでした(もともとあまり好きではないです)。最終的なゴール前の粘り強さも含めて、守備は本当に良くなりました。
失点の場面は、②の試合での2失点はビルドアップのミスから。GKとCBも含めてBOにつけるタイミングやボールの質が悪い、出した後の動きがない、BOのポジショニングや相手を観ていない事が原因。

⑧の試合の2失点は、課題であるコーナーキックの守備。やはり少し緩めの柔らかいボールが入った時に全員が見てしまうという状況で押し込まれました。

最後の失点の場面。これは失点の予兆がありました。選手が気付くかな?と観ていましたが、まだ無理でした。浮きボールの競り合いに逃げるようになる、またはその処理が雑になる、相手に拾われる時間が続き、拾われた相手BOにソロで切れ込まれる。ドリブルに対しての守備が緩くなったところを角度のない所から(これがミソ、入らないだろうという気になってしまう)流し込まれました。やはり競り合い、拾い合いに負けだすと相手に主導権を握られるという事です。

 

 

総得点は25点。あまり好きではありませんが、得点者とアシストの内訳をみてみましょう。(直接的に絡んだ選手だけが評価されるべきではない。特にこの年代ではその流れが大事だと考えていますが、今回はあえて公表)

 

〇得点           

かいり  8得点

ひろと  5得点

みずき  5得点

りく   3得点

りょうが 2得点

じん   1得点

しゅん  1得点

 
〇アシスト
こうしろう 5
みずき   3
じん    3
ひろと   1
*他はリスタートやソロでの突破。今回は流れの中でのアシストに特化。見逃している可能性もあるので、ゴメンナサイ🙇
 
FWの選手が得点の過半数を奪っている事
アタッカーと呼ばれるポジションの選手が多数にわたって得点している事
これはアシストにも言える
 
こうして数字に表してみると目に見えて結果がわかるので、自信にもつながるかなと思います。何回も言いますが、そこに至るまでの多くの選手のプレーがあることを忘れない事。公表ついでに名前の挙がった選手について少しだけ…。
 
こうしろう
超軽量級でスピードがあるわけでもないが、賢い選手。それは守備時のコースの切り方などで感じる事も多いが、技術がありアシスト以外でも彼からのブレイクのボールは多くのチャンスが生まれていました。真面目な選手で感覚的に出すワンタッチパスも狙いがわかって面白い!
 
じん
身体能力が高く特にアプローチのスピードと運動量でチームの守備のスィッチを入れる選手。まだまだ技術の粗さが残るけど、この遠征ではFWでのプレーで受けに入るタイミングもつかみかけている。ペナ付近での選択肢がパスが優先されることが多いけど、まずシュート、突破、そしてパスと選択肢を持つことができればキレがあるだけにもっと怖い選手になれそう!決め切る技術UPを!!ついでに食べる量もUPを!!
 
ひろと
自分がやりたい事からチーム内での役割の整理が少しついてきたかな?もともと馬力がありボールは収まる選手なので、その整理がついてきて攻撃の起点を作る場面が増えてきました。守備の運動量も増えてきているのも見逃してはいけない。もちろん得点への執着心は忘れずに、⑧の試合での抜群のアシストのようにやれることを増やしていこう!
 
りく
特筆すべきは3得点が左WAにはいった25分で取っている事。ミドル2発、味方を使ってワンツーで侵入。リーグ戦ではゲームを成立させるためにSBでチームを支えてくれているが決定力を証明。BOでもその守備力、ボール奪取能力を発揮して、チーム戦術のバリエーションを支えるキーマン!気付きの良い選手なので、それをもっと発言してみては…。オフザピッチ、オンザピッチで!
 
りょうが
超軽量級!!でもその身軽さ・身のこなし、ボールフィーリングの感覚は左利き特有の物を持ち合わせている攻撃的な選手。相手とのコンタクトに負ける事、観ているところに蹴れない事、悩みは尽きませんね…。でも大丈夫!絶対に追いつく時が来ます。今は、そのコンタクトを受けないポジショニングにタイミングよく入る事、手数がかかってもいいので失わないように前進していく事をやり続けてください。自分で今日はちょっと無理かな…と決めちゃう時間が時に見え隠れするので、気持ちで負けないように!!
 
しゅん
非常にタフで、人に強い選手。間違いなく最後尾でチームを支えている守備の要で、この遠征ではBOとSBでもプレー。その意図は配給の正確性を上げるため。多分、自分でも気づいたと思います。気持ちの強い選手で声もよく出ます。課題にも取り組んでもっと高い位置を目指してください!
 
かいり&みずき
ゴメンナサイ。あなたたちの持っているポテンシャルから、私の要求が高くなる事、見る目が厳しくなる事から、あまり褒めることがないことにです。
でも、しっかりと私の目を見てうなずいたり返事をする姿には、その覚悟と責任を感じています。周りとのフィジカルの差がいつまでも続くわけではないので、細かいことに目を向けて、これからも努力して、そしてチームをそのプレーと姿勢で引っ張ってください。
*また、他の選手の事も載せていきますので楽しみにしておいてください。
 
 
 
12月28日、8時30分、マイクロバス内にて雷が落ちました⚡
今日は会場が変わっている事、
第一試合開始が早かったこと、
最終日のため荷物の整理、部屋の掃除、バスへの積み込み、等々すべて含めて8:30出発だという事は前日から伝えていました。
 
間に合いませんでした。雷が落ちました⚡
というのが⚡むらカミナリ⚡の落ちた流れ…。
 
そして現地について宿舎から忘れ物多数の連絡入る…。掃除はしたのですか?…。
 
時間の使い方。
見通しを立てて動けるようになる事。
 
大事な事です。
普段の生活から心がけるようにして下さい。
自分の事は自分でする事。
見通しを立てる事。
それは選手としてどうなっていきたいか?そのために今をどうするかという見通し。
また、どこの高校に行きたいのか?そのためにはどれくらいの点数がいるのか?今の自分の成績から次のテストまでにどうすべきなのか?
 
見通しを立てて努力する。結果を受け止める。改善する。
このサイクルを習慣にしてしまえば良くなる時間が早くなりますよ!
 
 
Keep Attacking‼
Go! Ahead!
 
2023年は本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。