【大会名】U14クラブユーストーナメント 決勝トーナメントRound16
【会場】OFA四條畷多目的グランド
【試合】八尾大正FC  0-2  レオSC
【担当】村上


連戦の選手たちには「暑いな…」と感じるほどの快晴の中、勝負のRound16に挑みました。

完敗でした。

相手のストロングポイントを抑えるために、あえてその背後を突いて、その選手のプレーエリアを低い位置にさせよう、プレースタートを低くさせようと確認しました。そこからプレッシャーをけた結果、前半途中で交代させる事には成功しました。
最初の決定機は八尾大正。ブレイクゾーンに侵入したうちのキーマンが相手DFを引きつけるプレーからのラストパス!GKとの1vs1は惜しくも左に外れる。この時間帯は非常に攻守が噛み合っていました。
しかし、右サイドを崩されて失点し、0-1で折り返す事になりました。

非常に素晴らしい相手でした。
全体的に身体能力が我々よりも高く、技術レベルも高い。個で破れる選手もいるが、ビルドアップも我々のプレッシングを外す上手さがある。そして外した後のロングブレイクの精度が高くて何よりも辛かった。奪いに行くが外されて裏を突かれて下げられる、ハメに行くけどサイドを変えられてスライドさせられる…。前日の相手のように攻撃に手数を掛けてくれない。我々の薄いゾーンを素早く突いてくる攻撃の精度は相当苦しかったと思います。

失点した以上、取りに行かなければならない。
時間の経過とともに連戦と、走らされた前半の疲労が選手たちの気持ちを下に向かせる…。フレッシュな選手を投入するが、経験値も浅く流れを変える所まではいかない。そんな中、センターバックの選手がインターセプトからソロでの中央突破を試みる。無謀なプレーに思えるが、私にはそのプレーがとても逞しく前向きなプレーに見えました。彼の意思が伝わるプレーでした。そこからトップ下の選手にボランチが前を向いてプレーできるようセカンドボールの回収と時間を作る事を強く要求し、ボランチの2人にも、「まだいける!やるぞ!」と強く伝えました。
一瞬、活動量があがりましたがこの時間帯ではプレーの精度を欠き、リエントリーで入ってきた相手キープレーヤーに勝負を決める2点目を奪われてしまいました。

悔しい敗戦…サッカーで上回られた事が本当に悔しかった…。

ただ、センターバックの選手が見せてくれたボール奪取からの2度の中央突破!いい選手です。温厚な人柄で物事もきちんと話し行動できる。ボソッと「ヘディング?」と言う気付きの良さも持ち合わせており、後ろに彼がいる事が仲間に安心感を与えてくれる…。「存在感」のある選手です。

そして…キャプテンのボランチ。まだ線が細く運動量も足りない。それでも彼がボールに絡むとチームが落ち着き、チャンスに繋がる。多分、まだ背も伸びそうで力強さには欠けるが、1番のストロングは一瞬で局面を変える中距離のパス。彼にも伝えましたが、ある試合での背後へのパス。DFラインとGKの間にFWがヘディングで触れば1点という柔らかいパス。それも左足で!伸び代のあるいい選手です。何より味方に強く喋れる。上手くなりたい、勝ちたいという意思が伝わる選手です。
このチームでどこまで目指しますか?
頼りにしてますよ!

J-GREEN堺には阪南大高の監督さん、
四條畷には東海大仰星の監督さんが観にこられていました。もっと上に行けば、関西大会に行けば多くの指導者に観てもらえる事ができます。そして何より結果を示す事が万人を納得させることにつながります。欲を出していきましょう!自分の人生は自分で切り拓いていきましょう!

PS、この大会のベスト8に与えられるガンバカップの出場権。今回入ったチームにもともと出場権を持つチームがあり、我々八尾大正FCにその権利が回ってきました❣️
これも、みんなが1回戦を勝ち切ったから得られたものです。こうやって自分の道を切り拓いていくのです。このような状況になった場合の予備抽選が3番だったという幸運も引き寄せて❤️
運も実力の内です!

みんなで新しい八尾大正FCの歴史を創り上げていきましょう!

Keep Attacking‼︎
Go! ahead!