プロスポーツ大国のアメリカ、
スポーツ先進国のアメリカ。

そんな場所で選手として超一流の実績を残し、現在はメジャーリーグのシアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターとして働くイチローさんのコラム。
多忙の合間に日本の高校でも指導されているようで、興味深い記事です。



私の生き方に大きな影響を与えてくださった池上さん。




YMCAでは指導とは?という事を一から学ばせてもらい、再び仕事をする事になった京都サンガでは、さらに進化した池上さんから新たな視点を学ばせてもらいました。


小学校を巡回する「つながり隊」では年間250校くらい、関わる子どもの数は20000人。サッカーを通じていろいろな事を伝える事業でした。


2人で手を繋いで赤いコーンを回ってきたら、2人と2人がつながって4人で回ってくる。それを繰り返し最後は全員で回って帰ってくるというプログラム。みなさん、最後まで出来たと思いますか?

当然、参加人数が奇数なら2人組を作れない子どもが出ます。出来た子ども達はどんどんつながって楽しそうに行ってます。人間、皆んなで手をつなぐとなんか楽しくなるみたいです。でも、出来ていない子どもには無関心なんです。ひとりで立っている子どもや、2人から4人になれないグループなど、出来てない人がいるのに…。そんな時に池上さんは、出来た子ども達に、「あなたたちに何か出来る事はありませんか?」と投げかけます。


たくさんの学校をまわっていると必ずいるのが

「俺、SPやで!」と言ってくる子ども。SPとはサンガのセレクションがあるエリートスクールです。いわばU15への登竜門。そんな子どもに池上さんは、「あっそう。それがどうしたの?」と言います。育成部長の池上さんがです。

彼らはサッカーは上手いかも知れませんが、つながり隊では上手い子たちだけで行ってしまう傾向が強く、そんな姿を観て池上さんは大事な事が伝わってないなとよく言っておられました。フェアプレーやスポーツマンシップの事だと思います。できていない仲間への気遣いやその人たちの為に何かを考えて行動するという事がなく、自分たちだけで楽しんでしまうのです。


先日、U12の全日の予選を見ました。残念ながら決定戦で負けてしまったのですが、選手たちは頑張っていました。ただ、本当にチームとして一つになっていたのかな?ソロでは頑張るけど、仲間との連携はどうでしたか?そのあたりがとても気になりました。

そんな彼らにどう声を掛けようか、いい言葉が思いつかず会場を後にしました。


帰り道に息子の全日の時を思い出しました。

私はこんな仕事をしているので、もちろん試合は見に行けず、嫁さんからLINEが入りました。

「0-1で負けた。みんな頑張っていたよ。コタ(息子)も最後まで諦めずに走り切ったよ。泣きながら応援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えてたよ。立派だったよ。」

もう、運転しながら号泣です。

本気で全日を目指し、休みの日も仲間と集まってボールを蹴っていた姿を見ていたので、とても胸が痛みました。

家に帰ってから私は彼に、

「どうやった?」と尋ねました。

「悔しかった」

「そうか。まぁ、残念やったけど、まだまだサッカー人生はこれからやからな。お前1人ではここまで来れなかったやろ。仲間に感謝しろよ。仲間を大事にしろよ。」

私が彼に伝えた言葉です。


U12の選手のみなさん!

まだ大会もあるようなので、もう一踏ん張り「皆んな」で頑張ってください!


そして…


皆んなで新しい八尾大正FCを作っていきませんか?

村上コーチは皆んなを待っています。


練習グランドはとてもいい環境とは言えない…。

でも、やり方を工夫すること事や、できる事はたくさんあります。

私は無責任な大人にはなりたくありません。

前を向いて進むために全力を尽くす事は約束します。


保護者の皆さま。

いつも八尾大正FCを見守り支えていただいて、ありがとうございます。

選手たちは突然の指導者の変更などにも対応し、グランドで頑張っています。私が助けられているぐらいです。

この選手たちのために、

この選手たちとともに、

新しい八尾大正FCの歴史を積み上げていきます。

今後とも宜しくお願い致します。



話が飛びまくり、支離滅裂な文章ですいません🙇


Keep Attacking‼︎

八尾大正Family