先日、あるDr.から1冊の本を貸していただきました。

 

ドラッカーというと、ドラッカーの本を読んだ高校野球のマネージャーが弱小野球部を甲子園に導く映画があったなぁ、というくらいのイメージしかありません。

調べてみると、1920年代アメリカのトップメーカー、GMなどが用いていた伝統的な原価計算の問題を指摘し、マネジメントブームの先駆けを作った人で、なかなかにすごい人みたいです。

 

Dr.いわく、この本を読むと病院の経営方針が理解できる、とのことでした。

 

私自身、病院の経営方針や重視する点の目的がわからないところがあったので、即読みかかることにしました。

経営・会計というと、難しいイメージしかありませんでしたが、とても読みやすいことに気づきます。

対話篇形式で、登場人物の一方を自分に置き換えて考えやすいので、素人でもスイスイ読めます。

こんなに読みやすい本は同じく対話篇形式の嫌われる勇気以来かもしれません。

(そもそもそんなに本を読んでいないが、、、)

 

 

part1ではイタリアンレストランを題材に「利益と儲けの違い」について問いかけてきます。

 

利益=儲けというイメージがありますが、この本では「利益は儲けとは異なり、いかにいい加減な代物か」とまで言い切っています。

 

どういうことなのか。。。

一般に使用される、利益は「期間利益」のことを指し、「期間利益」とは、

1年や1か月に切り分けて、期間ごとの売り上げから費用を差し引いたものです。

 

筆者は、この「期間利益」が信頼するには危うい存在なのだといいます。

 

経営をマラソンに例えると、ゴールテープを切ったタイム(最終の利益)が順位を決めます。

しかし、経営の世界では10キロごとのラップタイム(期間利益)を重要視しすぎていると指摘しているのです。

 

そして、過去の業績を知りたい場合は、1会計期間だけではなく、少なくとも過去の数会計期間の利益推移に着目すべきだと述べています。

 

ん~たしかにそうですが、特に画期的なことではなく当たり前のことのように思います。

 

次回も利益についてさらに詳しく考えていきたいと思います。