5月17日(金)は、2カ月ぶりの駅前で6人で宣伝し、チラシ160セット配布できました。この日は後遺症患者さんとご家族も参加され、一緒にチラシ配りやマイク宣伝もしてくださいました。後遺症患者さんは体調不良のため、これまではご自宅でスピーチを録音していただき、それをスピーカーから流すという方法で街宣に協力してきてもらいましたが、この日は街宣現場まで出向いていただき、体中の関節の痛みに耐えながら、何度もマイクで訴えていただきました。急遽の参加でしたが、椅子を持っていけばよかったです。

体験しなければわからない痛みや苦痛を押して笑顔を絶やさない姿に、自分だったら耐えられるだろうかと本当の人間としての強さを感じています。人は強いとき同情を得られるという若い頃聞いた言葉が蘇ります。

 

福岡市の副反応疑いの横断幕を設置すると、ちょうど休憩中だった方々が興味を持って座り込んで読んでいました。他のパネルも「あ、ワクチンだ」と足を止めて読んでいく男子高校生が多かったです。この日はとくに男子高校生のチラシの受け取りが良かったです。

後遺症患者さんがマイクで宣伝していると、ご本人に近づき「体調に気をつけてください」「頑張ってください」「暑いから倒れんこと」と声をかけてくる人も数人いて、中には参加者の人数分のお水やパンを大量に差し入れてくださる方もいました。

置きチラシから取っていったり、モニターを見た小学生グループがほぼ全員チラシを受け取っていきました。

 

◉この日に聞いたお話、反応◉

・ワクチンは5回射ったが、周りは熱を出した人が多い。子宮頸がんワクチンを再開したのはおかしい。製薬会社の儲けのためですね。

・ワクチンで病気を予防するという考え方がおかしいと思う。男女共同参画政策で、少子化がすすんだ。

・私も射ったけど、おかしいね。なんで国は被害を調べて国民に知らせないの? 定期接種のことは知りませんでした。

・バス停で待っている人々が、後遺症患者さんのスピーチを真剣な表情で聞き入っていました。チラシを持っていくと、「ありがとう」と受け取る人、わざわざ取りにくる人もいました。

 

西日がガンガン当たり、日陰も少ない時間帯だったので、ゆっくりお話を聞く人数としては少なかったのですが、後遺症患者さんの生の声は、多くの通行人の心に届いたと思います。この場所は2回目という参加者は、「以前に比べ、みんなの関心が高まっていますね」と感想を語られていました。