久々にログインしてそれもどうなんだろうと思いつつ。
我が家の愛猫さんへ。
ウチにやってきてくれて、15年。
長い間、一緒にいてくれてありがとう。
いっぱいいっぱいご飯を食べさせちゃったから、
お腹も顔もぷくぷくで、実は猫じゃないんじゃね?タヌキの親類?!
とか言って家族で笑っていたけど、そのさわり心地大好きでした。
毛並みだってふさふさもこもこで、お腹出して寝てるとこばっかり撫でに行ってゴメン。
でもさ、君も君で、私のこと家族の中で最下位にランク付けしてたよね??!
母がいないときだけ、しょうがないなぁ、ご飯もらうためだしなー、
って感じで寄ってきたよね??
それでも可愛いからあげちゃう私も私だけどさ。
ご飯くれる母が1番で、母が何してる時もずっとそばにいて、時々踏まれて文句言って。
私のことは時々スルーして、呼んだって尻尾ちょっと振るだけで振り返ってもくれなかったよね。
そんなちょっと意地悪なところも好きだったよ。
でもさ、私の心がぽっきり折れちゃって、しんどくってしんどくってどうしようもなくて。
現実のすべてから逃げ出した時。
いっつも傍にいてくれたよね。
最初にワケわかんなくなって泣きわめくしかできなかった時、驚いた顔で寄ってきてくれて、
手をずっとなめててくれたよね。
しんどかった間は、ずーっと抱きしめてても、文句も言わずに抱きしめられててくれたんだってね。
ちょっとその当時のことは記憶がうっすら敷かないから、母に聞いたよ。
本当に本当にありがとう。
ちょっとずつ元気になって、会社に行くようになっても。
しんどくって、「ね~、ちょっと聞いてよーー」って声をかけたら。
「なに?」って感じで見上げて待っててくれたよね。
そんな優しいところ、大好きだったよ。
ペットを飼うのが初めてで、色んなことを知らなくって。
きっと色々君の気持ちを見過ごしちゃってたんじゃないかなー。
それだけがすっごく後悔だなー。
お水を一杯飲むようになって、すごく飲むねーって言い始めた時点で、
原因は?って調べるべきだったと思う。本気で。
でもすっごく元気で走り回って撫でに行く私の手は相変わらずひっかいて。
元気いっぱいだったから、病気のサインだって、通院始めて初めて知ったよ。
ごめんね。すぐに気付いてあげられなくて、本当にごめんなさい。
15年。
色々あったよね。
かぎ尻尾っていうものも知らなくって。
手のひらサイズの君を見て、お母さんが「この子、お尻に何かつけてる」ってそれを取ろうとして。
弟1号くんが慌てて止めに行ったよね。「それ尻尾だから!!」って。
おばあちゃんが苦手だからって、弟1号くんの部屋から出さないっていうお約束で
家で飼っていいことになって。
でも夏は暑いから換気にドアを開けたいからって、お父さんが日曜大工で作ってくれた網戸。
最初は私たちの腰のあたりまでの高さだったっけ。
数日で乗り越えたよね。
これじゃだめだ!って次に作ったドアにぴったりはまるサイズの網戸。
満面の笑みで、「網戸出来たでー!」って2階から降りてきたお父さんの声に
お母さんと2階に上がっていったら、部屋の中にいるはずの君が、階段の前で
ちょこん、と座って待っていたあの姿。
多分一生忘れないと思うよ。
あの網戸、およそ5分で端を頭突きで破っちゃったんだよね。
それ以来もう網戸作る気をなくしちゃったから、結局家中自由に歩くことになったっけ。
1階を自由に歩いてよくなった後、やっぱり夏。
勝手口を網戸にしたままお昼寝したお母さんの目を盗んで、網戸を開けて脱走したことがあったよね。
私が部屋から1階に下りていくまでのおよそ2時間、誰にも脱走気づいてもらえなかったね。
ホント、よく家の裏までしか行かなかったよね。
お父さんに慌てて確保されて帰ってきて。
結局それから二度とお外に出て行かなくなったよね。
お陰様で帰ってこない~!って心配は1度もしなくてよかったけども。
ビビリのくせにやんちゃで、ジャンプ力を駆使して、冷蔵庫の上に飛び乗ったことがあったね。
昇ったはいいけど降りれなくって、おいで!って払った弟1号の手に驚いて。
飛び降りた先が、お母さんの顔の上で、爪痕しっかり残して怒られてたよね。
最初に入れたお風呂が洗面台で。
にゃんこさんは水が嫌いな子が多いって後で知ったんだけど。
がしがし洗っちゃって、それっきりお風呂嫌いになっちゃって。
以降私がお風呂入れるたびに、聞く人が聞いたらヒドイことしてるって
誤解されそうな大声で鳴いてたね。
・・・ふだん、ほっっっとんど鳴かない子だったのにね。
お風呂と言えば、洗面台の次のお風呂。
ノミが出てるみたいだからって弟2号に入れられたんだってね。
洗っても洗ってもノミが出てるってなって、バケツにそのまんま入れられちゃったんだって?
お母さんが大慌てで止めたって言ってたなー。
彼は無茶ばっかりしたよね。
そのたびにお母さんに怒られてたけど。
他にもいいっぱいあるよね。
ビビリで、ガラス越しに目があった他所の子。
向こうは威嚇してきてるのに、しらーん顔してたよね。
私、君に会うまで威嚇しない猫がいるなんて思わなかったよ。
そういえば、網戸越しに会った子には威嚇してたっけ。
威嚇しながら、一歩ずつ後ろに下がってきたときは、みんなで大笑いしちゃったけど。
でもすっごい君らしかったなぁ。
ネコさんって、ちょっと目を離すとお外に出て行っちゃうって思ってたから、
出入りは気を付けてたし、人が来たときは君が出てこないようにしてから玄関に行ったけど。
君、本気でビビリなのか、お外に出ていかなかったよね。
扉を自分で開けれるようになって、玄関に行っちゃったときも、下までは降りずに
家の中で待ってたよね。
お客さんの方が、外出て行っちゃうんじゃ?!!って慌ててくれてたっけ。
具合、悪くなっちゃってから、初めて通院したね。
結構大きい子で、力も強かったから、近所だったけどお父さんの車で行ったよね。
行きと帰りの5分ずつ、ドライブ中。ずーっと外見てたね。
でも逃げ出したりせずに、おとなしく抱っこされててくれたよね。袋ごしだったけど。
私にあんなにゆっくり抱っこされててくれたの、実は嬉しかったよ。
いっつも私の抱っこは足突っ張って嫌がってたもんね。
お母さんのだっこは甘えてたのに。
15年。
長いようであっという間だった気がする。
あんまり元気だから、20年はいっしょにいれるかなーって勝手に思ってたよ。
あと1,2年でお父さんもお母さんも定年だから、毎日一緒にいられたよ。
もう少し、ゆっくり一緒にいたかったよ。
ワガママなこと言ってるなぁと思うけど、もっとゆっくりしていってほしかったよ。
大好きなお母さんと、ずっと一緒に遊んでるのをもう少ししたら見れるって思ってたんだ。
最期、お母さんの腕の中だったね。
私も抱っこしたけど、ヘタクソだったよね。ごめんね。
最期の数日は本当にしんどかったよね。
もう、頑張らなくていいよ、って気持ちと、まだ逝っちゃいやだ、って気持ちが
半々ずついっぱいで、名前を呼んであげる以外、何にも言葉が出てこなかった。
本当、みんなの気持ちのわかる優しい子だったね。
土曜の夜まで頑張るって、みんながちゃんと見送れる日だって知ってたでしょ。
構われるの好きじゃないくせに、甘えん坊だったもんね。
まだね。何の実感もないよ。
トイレの砂を家の中で踏んじゃうし。
君のために水入れや洗面器に水を汲んでおきそうになるし。
いつも君が寝てたところを歩くときは、踏んでしまわないように一回足元を確認しちゃう。
お風呂場に向かう扉を、きっちり閉めずにいっつの少し開けてたから。
閉めていいんだ、って思った今日の夜は泣けてきちゃった。
昨日から目が腫れるぐらい泣いてるのにね。
お母さんもご飯作りながら泣いてたよ。
ダメだね。
こんなんじゃ心配で虹の橋渡れないよね。
もうちょっと待ってね。
もうちょっとしたら、笑って君の思い出を話せるようになるからね。
だからね。
もう、ゆっくり眠っていいよ。
ご飯、いっぱい入れといたから、好きなだけ食べるんだよ。
そっちにさ、私のおじいちゃんたちがいるから、よろしくしてもらうといいよ。
そんで、毎年いっしょにお盆に帰っといで。
きっとね、まだ近くにいてくれてるんだろうね。
時々、あれ?って匂いがするから。
ありがとうね。
泣いてばっかで心配なんでしょ、ごめんね。
もうちょっとしたら、本当に笑ってみんなで君の話するからね。
いっぱい、いっぱい、いろんな思い出をありがとう。
今はまだ、君を思い出したら泣いちゃうから、写真さえ長く見れないけど。
15年。
楽しかった。
お耳と瞳が大きくて、本当、美人さんだったよ、君。
やんちゃで、甘えん坊で、でもつれなくて。
ぷくぷくもこもこで、撫で心地も最高だったよ。
いつか私がそっち行ったら、絶対抱きしめるけど、その時は嫌がらないで
しょうがないなぁ、って抱きしめさせてね。
たくさんありがとう。
そして、色々ごめん。
大好きだよ。
本当に、大好きだったよ。
いつか、またね。
