こんにちは。

 

おしゃれと温活が同時に叶う!

天然素材の温活レギンスyanko yankoです。

 

妊娠9か月の時に

息子の心臓病が見つかったため

 

わたしはハイリスク出産となりました。

 

そこの産科では

一般的な出産であれば

 

産後、赤ちゃんはすぐに手元にきて

母子同室で一緒に過ごすことができるのですが

 

わたしと息子は

お産までは普通に出産する方と同じですが

 

生まれてからはゆっくりしている

時間は

 

ありません。

 

 

生まれてきた息子は

自然分娩で誕生し

 

元気な泣き声も、見た目、大きさも

 

なんの問題もなく見え、

 

心臓病は間違いなんじゃないか・・

 

と、本気で思うほどでした。

 

 

わたしは産後、

ハイリスク出産の人向けの病室に入りました。

 

そこは2人部屋で

同室の人は

わたしよりもずっと若い人でした。

 

彼女のところには

いつも、若い旦那さんやご両親がきて

彼女は明るく話し

時には声を上げて笑っていました。

 

 

でも、そこはハイリスクな人が入る病室…

彼女にもそこにいる理由がありました。

 

 

わたしの息子は生まれて3日目に夫と産科の先生と

飛行機で 東京の病院に向かいました。

 

その日、

同行してくれた産科の先生は

息子を病院に届けると

日帰りで戻り

わたしのところに来てくれました。

「お父さんがずっと抱いていて、

とてもお利口さんでしたよ。」

と 機内での様子などを報告しに来てくれました。

 

息子と夫に対しては誇らしく思い

同行してくれた先生には

どんなに心強かったかと

感謝でいっぱいになりました。

 

 

2人部屋でのそのやり取りは

カーテン越しに聞こえていたようでした。

 

わたしは同室の彼女が

家族や看護師に接する姿を見て

少し違和感を感じ始めていました。

 

 

それは

いつだって明るく笑顔で接していたからです。

 

自分の身に起こっていることよりも

周りに気を使っている。

そんな感じがしました。

 

その夜

消灯前のほんの少しの時間

挨拶程度しかしてなった同室の彼女が

「おめでとうございます。よかったですね。」

と話しかけてくれました。

 

いつも隣から聞こえてくる

あの明るい声と笑顔です。

 

そして

わたしが明日 東京に向かうのを知ってか

「がんばって下さい!」と言ってくれました。

 

2人部屋ですので、お互いの事情は何となく

わかります。

 

 

彼女の赤ちゃんはお空に行ったようでした…

 

 

正直、わたしは人のことまで気遣う余裕はなく

彼女にお礼を言って

まだ残る違和感を残したまま消灯になりました。

 

その夜は

明日のこと

これからのことで

興奮して眠れないわたしが

耳にしたのは

 

隣から聞こえるすすり泣く声でした。

 

 

ひとりにならないと泣けなかったのかな。

夫さんや両親に心配かけたくなかったのかな。

看護師さんにも弱音を吐けなかったのかな。

 

夜はやっぱり辛くなっちゃったんだね…

と 思いが巡り

わたしはただ、息を潜めて目をつぶっていました。

 

 

それから間も無く

わたしも息子を生後11日目で亡くしました。

 

取り乱すことのないわたしに

近しい人たちは心配したそうです。

 

この短期間に起こったことが

現実なのは分かっているけど

一体 何だったんだ…

 

わたしの身体を通り抜けて

一瞬でお空に還って行った。

 

 

そして

この命を万全の態勢で迎えれるように

夫、母と三人で力を尽くしたことが

わたしの感情を出すことへのストッパーになっていました。

 

初孫を失わせてしまった…

夫も同じように辛いのに、

すぐに仕事をしなくてはならない…

 

だから

わたしだけ泣いてはいられない。

悲劇のヒロインになってはいけない。

と思ってしまったんです。

 

隣のベッドの彼女も

同じような気持ちだったのかもしれません。

 

わたしが今、言えることは

 

その子を産んだお母さんが

周りのことなんて考えずに

大声をあげて泣いたって

寝込んだって

わがまま言ったって

いいのです。

 

感情に蓋をしないことが

再び、前を向くことへの近道になると

わたしは思います。

 

あの時のわたしがそうだったように、

これから出会うあなたの

心と身体がほぐれていくこと信じて!

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

 

 

 

 

 

yankoとお茶会 準備中

 

 

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