関係者にインフルエンザが出たため、急遽稽古が中止に。

うーん。こわいな。


役者たるもの体調管理は絶対条件だが、ウイルス感染は今の社会では完全に防ぐのは難しい。
大事なのは発覚後のケアだ。

それに関連して、少し考えた。
私達が活動している小劇場という空間は、このウイルス感染というものに非常に無防備だ。常にライブで行われていて、密閉されていて、出演者と客の距離も近い。共演者はもちろん、お客様にも感染のリスクが生じる場合があるのだ。
たまに、公演終了後に出演者の感染事実をネタのように話している人間を見ると、その意識の低さに悲しくなる。見に行った者としては「おいおい、俺にうつったんじゃねーの。」と思ってしまうじゃないか。
現実的に役者降板や公演中止なんてことはできないにしても、冗談半分で語られていいことじゃないはずだ。役者の「体調悪い中、よくがんばった」的な美談など、客にとっては迷惑な話でしかない。
もっと、恥ずべきことなのだ。

以前、受付でお客様用の手洗い消毒液を用意している小劇団があったが、そんな活動が広がるといいな。

とりあえず、体が空いたので芝居を1本見に行きます。
しっかりとマスクをつけて。