The real me
「Can you see the real me , doctor? doctor!!!」
The real me / The Who 5th album「Quadrophenia」
今イチバン好きなバンドは?
聞かれればU2かRushかTheWhoか迷った挙句、にやりと笑って「やっぱWhoっしょ」と答えるんだと思う。その時のテンションに大いに左右されるけど。
TheWho
1964年に結成。パンク、ハードロックからの支持も厚いその初期からのサウンドは、誰しもが通る悩み、発散への欲望、自分の探求を載せてイギリス、アメリカへと広がっていく。
本当に失礼な話だけど、初期の音は一聴した時「ビートルズっぽいな」と思った。1960年代の音なわけだから、今の音と比べれば自然に素人さんはそう思う。オレもご立派な素人さん(今でも)だったので、「60年代のバンド」としての捉え方しかしていなかった。
が、ベスト版を聞き込むにつれて、印象は変わっていく。
「音の世界が、広がっていく・・・」
ロジャー・ダルトリーの荒々しいボーカル。ピート・タウンゼントのあまりにも叙情的で儚くて綺麗なコードとメロディ。ベーシストである自分にある種の衝撃をもたらしたジョン・エントウィッスルの動きまくるベース。そしてロック史上最強の先読み予想不可ドラマー、キース・ムーン。
年代が経つに従って、4人の音の世界は段々と深まる。
最初は十代の悩み。
恋人だとか、セックスだとか、オレモテねえわとか、
Picture of Lilyという曲では「リリーの写真が寝る前のオレを癒してくれる」・・・うん、婉曲表現!
別にそっち方面だけじゃなくて、段々と10~20代のフラストレーション、外部に向けての衝動と、その反動での自分内部への問いかけ、この二面性が曲のテーマにも現れる。
それを上手く同時に表現したのが今日のタイトルにした曲。
「The real me」
69年発表のアルバム「Tommy」ではアルバム全体で一つのストーリーを語り、ミュージカルにも耐えうる作品(実際、後に映画化、ミュージカル化された)。
その中で、ある事件を元に、見えない、しゃべれない、聞こえないという三重苦を背負った青年、Tommyがピンボールマシーンに触れた時、彼は神がかり的なピンボールの能力を引き出す。
「He plays by intuition
The digit counters fall
That deaf, dumb and blind kid
Sure plays a mean pinball」
Pinball Wizard / The Who
歌詞の通り、直感でプレイしながらもピンボールの魔術師となった彼は、当時のピンボールブームにものって、億万長者になる。
外界と一切の接触を絶たれた人間が、ピンボールを通してコミュニケートする。
TheWhoの感じていた、そして「My Generation」で代弁していた十代の内面での葛藤と迷い。でも、Tommyがピンボールを使って自分の人格を作っていったのと同時に、Whoもまた、音楽を通して自分達の世界を作り、自分を形成して、強く生きていくことを主張して言ったんじゃないかと思う。
Whoのギターのピート・タウンゼントは鼻がでかい。
「でもオレは」
ピートタウンゼントはインタビューで良く言う
「ギターを弾き始めて、周りの鼻のことをからかうヤツらを見返したんだ」
ピンボールでも、ギターでも、自分の拠り所に出来る小さな物が、それでも欠ける情熱とエネルギーによって大きなパワーを生み出すことを、伝えたかったんじゃないかと思う。
拠り所を得た人間のパワー。
純粋なまじりっけ無しのエネルギーが生まれて、見ている人達とコミュニケートして動かすんじゃないかな?必死だしスタイリッシュじゃねえし、場合によっちゃめっさカッコ悪いけど、そうやって殻を破ったヤツは絶対にカッコいい。
歌詞とかより、バンドの昇華そのもので指針を見せてくれるTheWho。
偉大すぎて、もう何も言えません。
Can you see the real me???
挑発的な言葉の反面、その裏にある不安と迷いと、外に出掛かっているパワー。
でもこのパワー充填されまくり、を予感させるこのフレーズだけでオレは最高なのです。
もう一回戻るけど、この曲は「Quadrophenia(邦題:四重人格)」に収められた曲。後にこのアルバムも映画化されるけど、ピートタウンゼントによる、綺麗で、でも青年期の儚さと脆さも兼ね備えた曲が詰まっています。Whoでイチバン好きかな・・・。
Whoはライブバンドとしても、というかむしろ、ライブアクションで火がついたバンドかもしれないです。
これについてはもー眠いので限界です。
一つ言える事は、一家に一枚「Live at LEEDS」のライブアルバムと「ワイト島ライブ1970」のDVDを購入すべきってことですよこれ。
The real me / The Who 5th album「Quadrophenia」
今イチバン好きなバンドは?
聞かれればU2かRushかTheWhoか迷った挙句、にやりと笑って「やっぱWhoっしょ」と答えるんだと思う。その時のテンションに大いに左右されるけど。
TheWho
1964年に結成。パンク、ハードロックからの支持も厚いその初期からのサウンドは、誰しもが通る悩み、発散への欲望、自分の探求を載せてイギリス、アメリカへと広がっていく。
本当に失礼な話だけど、初期の音は一聴した時「ビートルズっぽいな」と思った。1960年代の音なわけだから、今の音と比べれば自然に素人さんはそう思う。オレもご立派な素人さん(今でも)だったので、「60年代のバンド」としての捉え方しかしていなかった。
が、ベスト版を聞き込むにつれて、印象は変わっていく。
「音の世界が、広がっていく・・・」
ロジャー・ダルトリーの荒々しいボーカル。ピート・タウンゼントのあまりにも叙情的で儚くて綺麗なコードとメロディ。ベーシストである自分にある種の衝撃をもたらしたジョン・エントウィッスルの動きまくるベース。そしてロック史上最強の先読み予想不可ドラマー、キース・ムーン。
年代が経つに従って、4人の音の世界は段々と深まる。
最初は十代の悩み。
恋人だとか、セックスだとか、オレモテねえわとか、
Picture of Lilyという曲では「リリーの写真が寝る前のオレを癒してくれる」・・・うん、婉曲表現!
別にそっち方面だけじゃなくて、段々と10~20代のフラストレーション、外部に向けての衝動と、その反動での自分内部への問いかけ、この二面性が曲のテーマにも現れる。
それを上手く同時に表現したのが今日のタイトルにした曲。
「The real me」
69年発表のアルバム「Tommy」ではアルバム全体で一つのストーリーを語り、ミュージカルにも耐えうる作品(実際、後に映画化、ミュージカル化された)。
その中で、ある事件を元に、見えない、しゃべれない、聞こえないという三重苦を背負った青年、Tommyがピンボールマシーンに触れた時、彼は神がかり的なピンボールの能力を引き出す。
「He plays by intuition
The digit counters fall
That deaf, dumb and blind kid
Sure plays a mean pinball」
Pinball Wizard / The Who
歌詞の通り、直感でプレイしながらもピンボールの魔術師となった彼は、当時のピンボールブームにものって、億万長者になる。
外界と一切の接触を絶たれた人間が、ピンボールを通してコミュニケートする。
TheWhoの感じていた、そして「My Generation」で代弁していた十代の内面での葛藤と迷い。でも、Tommyがピンボールを使って自分の人格を作っていったのと同時に、Whoもまた、音楽を通して自分達の世界を作り、自分を形成して、強く生きていくことを主張して言ったんじゃないかと思う。
Whoのギターのピート・タウンゼントは鼻がでかい。
「でもオレは」
ピートタウンゼントはインタビューで良く言う
「ギターを弾き始めて、周りの鼻のことをからかうヤツらを見返したんだ」
ピンボールでも、ギターでも、自分の拠り所に出来る小さな物が、それでも欠ける情熱とエネルギーによって大きなパワーを生み出すことを、伝えたかったんじゃないかと思う。
拠り所を得た人間のパワー。
純粋なまじりっけ無しのエネルギーが生まれて、見ている人達とコミュニケートして動かすんじゃないかな?必死だしスタイリッシュじゃねえし、場合によっちゃめっさカッコ悪いけど、そうやって殻を破ったヤツは絶対にカッコいい。
歌詞とかより、バンドの昇華そのもので指針を見せてくれるTheWho。
偉大すぎて、もう何も言えません。
Can you see the real me???
挑発的な言葉の反面、その裏にある不安と迷いと、外に出掛かっているパワー。
でもこのパワー充填されまくり、を予感させるこのフレーズだけでオレは最高なのです。
もう一回戻るけど、この曲は「Quadrophenia(邦題:四重人格)」に収められた曲。後にこのアルバムも映画化されるけど、ピートタウンゼントによる、綺麗で、でも青年期の儚さと脆さも兼ね備えた曲が詰まっています。Whoでイチバン好きかな・・・。
Whoはライブバンドとしても、というかむしろ、ライブアクションで火がついたバンドかもしれないです。
これについてはもー眠いので限界です。
一つ言える事は、一家に一枚「Live at LEEDS」のライブアルバムと「ワイト島ライブ1970」のDVDを購入すべきってことですよこれ。