自分の声が相手にどう聞こえているかは知りません。
だから久しぶりに電話をかけてきた叔母に、「あんたの声、お兄ちゃん(私の親父)に似てるわね〜」と言われても、当の親父の声がもう私にはわからない。
私だけなのかも知れませんが、肉親の声の感じは、とっくに忘れてしまって思い出せないのです。
死んだ友だちとか、亡くなって久しい好きだった俳優とかの声は思い出せるんですけどねー
佐渡の父ちゃん(義父)の声も、方言とともにすぐに思い出せます。
「そりゃだちかんぞ」とか「この酒のぉ、酔わせんわ」とか。「ちーとも釣れんちゃ」
声のトーンも強弱も思い出されます。
母ちゃん(義母)だと、「いやいや、もっつけね。お前、イヤな男だな」私はよく言われました。^^
その母ちゃんは今ごろ言っているでしょう。亡くなった息子(義弟)に
「おまえ、もう来とったの?」
声の記憶というのは、忘れられないものです。
これはもう何十年も前に廃院になった、佐渡の実家すぐそばの産院。
40数年前にここで長女ワカは産まれて、小さすぎたのでガラスの保育器に入っていたのを覚えています。
帰りのフェリーの屋根の上。
カモメたちは無銭乗船しています。佐渡と本土の間を、船に乗って移動して、港で泊まってまた翌日佐渡に帰るのでしょう。
家に帰った木曜日の夜。
ハナさん(手前)はいつもと変わらぬマイペースでしたが、、、
ジジはこの後、私のそばをまったく離れませんでした。
きのうの夜アヤべーが戻って、通常のヤンパ家になりました。