ブログネタ:2011年3月11日なにしてた? 参加中
本文はここから
自宅にいました。
今、こうやってブログを書いているこの場所にいました。
あ、地震がきた。
すごい揺れたなあ、と思っていたら。。。
その日の夜はいつまでも帰って来ない家族を待っていました。
携帯が繫がらない、メールも届かない、探しにも行けない。
テレビを見ながら待つだけでしたが、あのときの記憶はなぜか曖昧です。
一瞬で全てを失って、別世界に放り込まれた衝撃は安全な場所にいる人には理解できないことだと思います。
こんなとき、自分にできることの少なさを実感しますが、数少ないできること、目の前にあることをしっかりやっていこう、と痛感します。
自分が今いる場所で、できることは探せば必ずあるんですよね。
タロットカードの中で思い出すのは、コインの6のカードです。
需要と供給、労働の対価、そして慈悲の心を意味するカードですが、コインは「物質」つまり目に見えるものを表しています。
誰かを助けるという行為は、そう思う「心」が産むものですが、「助ける」ために必要なのは、「物質」であることがほとんどです。
食べもの、毛布、あたたかい部屋、医療器具、それを運ぶ手段、人材も物理的なものです。
そして、そのために必要なのは、ずばり「お金」です。
ここ数年、「ブロック解除」という言葉をよく耳にしますが、お金に関するブロック、というのは「お金に対するネガティブな感情」のことです。
お金が欲しい、と言うのはどこか「あさましい」という考え方ですね。
なんでもお金で解決できると思うな、とか、金があっても立派な人間じゃないな、とか、お金を持っていることに対して否定的に捉える言葉を思い出しますが。。。
お金を使って他人を見下す行為は確かに「あさましい」ことですが、お金を使って必要な物質を提供し、助けることができるのならばお金は立派な役に立つ道具です。
わかっていても、今まで生きてきた空間(家庭、教室など)の中で「清貧」が美徳であると教わってきた人がいきなりお金を持つことはいいことだ、と思い込もうとしても難しいところなんですよね。。。
タロットカードのコインの6には「慈悲の心」という意味があり、お金を「恵む」行為は新たな慈悲の心を育み、信頼関係を生むと言われています。お金を通してする人助けが巡り巡っていつか自分に帰って来る、ということです。
人生はブーメラン、という言葉を思い出しましたが、なんでも自分に帰って来るという法則は確かにありますね。
取り戻せないことはたくさんありますが、分け合えることもたくさんあるということ。
持っていない物は分け合うことはできませんが、持っている物はどんなに小さくても分け合える。
持ちつ持たれつ、と言いながら自然体で助け合う関係が増えると、嬉しいブーメランが飛び交う世の中になると思います。
いや、もうすでにそんなブーメランはたくさん飛んでいるかもしれません。
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自宅にいました。
今、こうやってブログを書いているこの場所にいました。
あ、地震がきた。
すごい揺れたなあ、と思っていたら。。。
その日の夜はいつまでも帰って来ない家族を待っていました。
携帯が繫がらない、メールも届かない、探しにも行けない。
テレビを見ながら待つだけでしたが、あのときの記憶はなぜか曖昧です。
一瞬で全てを失って、別世界に放り込まれた衝撃は安全な場所にいる人には理解できないことだと思います。
こんなとき、自分にできることの少なさを実感しますが、数少ないできること、目の前にあることをしっかりやっていこう、と痛感します。
自分が今いる場所で、できることは探せば必ずあるんですよね。
タロットカードの中で思い出すのは、コインの6のカードです。
需要と供給、労働の対価、そして慈悲の心を意味するカードですが、コインは「物質」つまり目に見えるものを表しています。
誰かを助けるという行為は、そう思う「心」が産むものですが、「助ける」ために必要なのは、「物質」であることがほとんどです。
食べもの、毛布、あたたかい部屋、医療器具、それを運ぶ手段、人材も物理的なものです。
そして、そのために必要なのは、ずばり「お金」です。
ここ数年、「ブロック解除」という言葉をよく耳にしますが、お金に関するブロック、というのは「お金に対するネガティブな感情」のことです。
お金が欲しい、と言うのはどこか「あさましい」という考え方ですね。
なんでもお金で解決できると思うな、とか、金があっても立派な人間じゃないな、とか、お金を持っていることに対して否定的に捉える言葉を思い出しますが。。。
お金を使って他人を見下す行為は確かに「あさましい」ことですが、お金を使って必要な物質を提供し、助けることができるのならばお金は立派な役に立つ道具です。
わかっていても、今まで生きてきた空間(家庭、教室など)の中で「清貧」が美徳であると教わってきた人がいきなりお金を持つことはいいことだ、と思い込もうとしても難しいところなんですよね。。。
タロットカードのコインの6には「慈悲の心」という意味があり、お金を「恵む」行為は新たな慈悲の心を育み、信頼関係を生むと言われています。お金を通してする人助けが巡り巡っていつか自分に帰って来る、ということです。
人生はブーメラン、という言葉を思い出しましたが、なんでも自分に帰って来るという法則は確かにありますね。
取り戻せないことはたくさんありますが、分け合えることもたくさんあるということ。
持っていない物は分け合うことはできませんが、持っている物はどんなに小さくても分け合える。
持ちつ持たれつ、と言いながら自然体で助け合う関係が増えると、嬉しいブーメランが飛び交う世の中になると思います。
いや、もうすでにそんなブーメランはたくさん飛んでいるかもしれません。