ボクはやっと認知症のことがわかった | 日記

日記

良いことも
残念なことも

3ヶ月前

文字が小さくて

挫折していた本を

もう一度読み返しました。

 

 

著者は、今でも日本中で広く使われている

長谷川式簡易知能検査スケール

を開発した精神科医です。

 

認知症が痴呆と

屈辱的な言葉で言われ

まだキチガイ扱いされていた頃

 

たくさんの患者さんを診てきた

精神科の専門医が

認知症という患者になり

 

「やっと認知症のことがわかった」 

という、とても興味深いお話。

 

 

置いてきぼりにしない

役割を奪わない

笑いの大切さ

デイサービス

ショートステイの自身の体験

 

などが解りやすく書いてあります。

 

もっとも重要なのは

周囲が、認知症の人を

そのままの状態で

受け入れてくれること。

 

「認知症です」と言われたら

そうですか、でも大丈夫ですよ

と言ってあげること。

 

人は、自分が次に何をすべきかわからなければ、

不安になります。

 

自分がその人の立場ならどうだろうかと考えて、

 

次にすることをきちんと説明してあげる

 

「認知症の方は、子供じゃない」

は心に残りました。

 

改めて読み返して良かったと思える

優しくて、心があたたかくなる本でした。