ロケット
小学生の頃
セルロイド製の三角定規(飴色のやつ)を十円で買ったナイフで削りとり
それを燃料にしてアルミニュウム製の鉛筆キャップの中に詰め込んで、、、、
これがまたその頃のロケット特有の雰囲気を持つアヤシイ形をしていました。
最後にキャップの入り口をペンチで摘み出来上がり。
そんなのを数本作り、ローソクを持って近くの広場へ
石ころを積み上げロケットを乗せ下からローソクに火を点け待つこと数分。
ロケットがだんだんと茶色くなってきて不気味な色に変わる頃
突然、シューっと真っ白い煙を噴出し勢い良く!
でもほとんど飛ばずにクローバの葉っぱの中を
転げまわってあたり一面がセルロイドの燃えた匂いと煙の世界に。
でもたま~ぁに、これが飛ぶ様はそれはそれは素晴らしく
わずか数秒の時間がずーっと残っていて、、、、
賭け事はやりませんがあれもたま~ぁに勝つから止められずに、、、いっちゃうのでしょうネ
集中し没入し夢中になり、、、人生も似たとこありますね。