スペードの鷹
先日「報ステ」(報道ステーションの略)で放送された
「ザ・ウェーブ」のロケハンの帰り道での事でした。
風が強くなってきて山が鳴るというか吼えるというか
まるで大きな生き物がいるような音がして突風が突然吹き始め
ふと空を見るとトンビのような鳥がパタパタとやっと空中停止(ホバリング)して
頭上30mぐらいのところに浮いていました、、、。
やっぱこの風ではさすが鳥でも辛いだろうなぁ~と思い
手を振るとこちらを見たりしてるから心の中で「分かる分かる、、、」
とえらそうに空を飛ぶものは何でも大好き自分はしばし見とれていた。
と 、次の瞬間
その鳥が羽を閉じ始めやがてトランプのスペードの形になって
急降下を始めたんだけどその角度が浅くてそのままでは
到底スピードは出そうも無かったのに、、、、
それが落下するようなスピードののり方で時速100km?ぐらいになり
最後は水平飛行みたいな感じで視界から消えた、、、シューーっと
パラグライダーで飛んでるとトンビやカラス、カモメ、すずめ、フクロウ、鵜などが
近くを飛ぶこともあるけど
あんなに完璧なスペードの形は初めてで
しかもあの速度と一直線飛行は今まで見たどの鳥たちよりも見事だったなぁ
どんな飛行理論であんなことが可能になるんだろう
翼面加重と翼形からくるものだろうなぁ、、、空の淘汰され生き残ったもののみが持つ能力に
出合った気がして思わず手を合わせた。(合掌)
後で聞くとレッドテールといってあのあたりに住んでる鷹の仲間らしい。
誰か今度あそこに行くことがあったら是非もので見て欲しい鳥です。