あれから1か月になりますが、

カール・パーマーのライブの

続きを書きます。

 

あの日は、私の人生において

貴重な体験で、幸せな日でした。

 

思い出すだけで、

心がホンワカフンワリ♪

 

カール・パーマー登場時

 

黒いシャツにパンツで

ラフな格好で登場しました。

 

最初、スクリーンに

 

英国ユーモア溢れる映像が流れ

アニメだったり、

ショートコントだったり

 

和やかな雰囲気の中、

 

サラッと登場。

 

 

 

背筋が伸びて、細身で、

カッコいい!

しかも自然体です。

 

ドラムは、アグレッシブ

 

ロックのレジェンドここにあり

という感覚でした。

 

 

そして、脇を固めるのが

ライヴ・メンバーとして参加している

 

ポール・ビエラトヴィッチさん

ギター・ヴォーカル

 

 

キース・エマーソンのパートを

ギターで弾いていました。

 

これには、ちょっとビックリで

大丈夫かなぁ?と思ってましたが、

 

ノープロブレム

 

 

ギターでいとも簡単に

鍵盤のメロディーを再現。

違和感なかったです。

 

ポールさんの音に興味ある方は、

紹介動画ありますので

こちらを見てください。

 

 ↓

 

 

 

ライブ中盤

 

突然ポールさんがひとりになり

ソロで演奏し始めます。

 

ライブ会場のスクリーンにばばーーんと映し出された

感動

 

ポールさんは速弾きで

クラッシック音楽を奏でており

CDも出されていて

彼が出しているアルバムのジャケットらしい

 

 

このギターから鍵盤が渦巻き伸びている

絵がスクリーンに映し出され

 

ポールさんが弾く

Debussy 月の光

 

この月の光に、

心から涙しました。

 

 

 

なぜ、涙したかというと

 

私は2022年8月に最愛の母を亡くしました。

 

その母の最初の月命日が、9月10日でしたが

(初月忌と呼ぶらしい)

9月10日は、中秋の名月でした。

 

今まで見たことないというくらい

美しい満月で、

 

それ以来、満月を見ると母のことを

思い出すのです。

 

そんな日々を過ごしながら

なかなか整理できない思いのなか

 

追い打ちをかけるように

2023年の8月に父を亡くし、

 

 

こんな辛いことが

人生の中であるのだと気持ちが落ち込む日が

続いていました。

 

 

それでも、空を見上げると満月が

美しく照らしてくれていて、

満月とともに暮らしていました。

 

 

こうして満月が特別な存在になっている時に

 

まさかの!カールのELPのライブで

不意打ちを食らいました。

 

アグレッシブなELPのライブで

こんなに美しい月の光が聞けるなんて

 

 

まさかの『月の光』

 

なぜこの曲を選曲して

この会場で弾いてくれたのだろう。

 

 

不思議で素敵な偶然に

私の心は高鳴りました。

 

 

母からの頑張れという

励まし?エールかな?

 

なんだか、母が近くで見守ってくれている

そんな気持ちになりました。

 

そうです。。。。

 

音楽の素晴らしさは、

ここにあるのだと思います。

 

 

弱った人の

弱った誰かの心を慰めてくれる。

元気な人には、さらにパワーを与える。

 

 

何も、息巻いて

『俺たちは武道館でコンサートするんだ!』

みたいなのが、音楽ではなくて

それは、人生の夢であって

 

こうして、長い人生のなかで

一緒に走って歩いて励ましてくれるのが

音楽なのかな?と思えるようになりました。

 

 

これからも、人生長いけど

音楽が隣にいれば、なんとか

乗り越えられるような気もしています。

 

 

 

 

 

二人目が、

サイモン・フィッツパトリックさん

ベースとチャップマンスティック

 

ベースとチャップマンスティック

 

チャップマンスティックって何⁇の方は

 

 

こちらのWikipediaさんを

どうぞ

 

 

そして、

サイモンさんのチャップマンスティック

 

 

すごく良い音。

このサウンドがあってこその

今回のライブなのかなとも思います。

 

ELPの音楽は

こうしてメンバーが全員いなくても

確実に次の世代に引き継がれて

引き継いでくれている人が

いるんだなと納得しました。

 

 

 

この二人に支えられて、

この二人と奏でられるELPの名曲の数々は

 

ほんとに素晴らしかったです。

 

 

良いものは、いつまでも残る。

永遠に色あせない。

 

 

 

 

途中、カールのソロドラムもあって

このソロドラムも

 

ユーモアがあり、テクニックありで

 

私は、ほんとにほんとに

カールさんの大ファンになりました。

 

 

とにかく、2023年12月12日

私の心に深く刻まれたライブであったことに

間違いないです。

 

 

つづく。。。。。。