梅雨の最中、全国的に不安定な空模様。週間天気予報では、この日にずっと傘のマークがついており、雨天の場合の対応の問い合わせが相次いでいた。
平成28年7月16日(土)、晴れた。
雲はあるものの、空気が抜けて、遠くまで見える。
午前7時過ぎから準備をはじめ、8時半ごろには次々と「役者」が姿を表す。
やのみー探検隊は、主に「のろしカフェ」の運営。のろしサイダー、のろしコーヒー、やのみークッキー、のろしTシャツの販売を担当した。
矢野南小学校の子どもたちはのろしTシャツをプレゼントされ、縄文式火起こしを体験中。
9時30分、開会式。
今年も、来賓として広島市長、地元選出市議、地元選出代議士、県知事代理の皆さんにご挨拶をいただき、さらに安芸区長、安芸消防署長、NTTdocomo中国支社の皆さんにも参列をいただいた。主催者として、矢野絵下山を愛する会会長、あきく魅力探見隊代表、やのみー探検隊隊長も並んだ。
9時50分、点火式。
和太鼓のYさんと、セクシーダイナマイト先生率いるタップ&ストンプの皆さんの「ドラムロール」に合わせて、
来賓と矢野南小学校の子どもたちが、たいまつの火を入れる。
10時、カウントダウンのあと、ヒノキの葉が投入されて、発煙。拍手が起こった。
絵下山の煙を見て、黄金山、似島安芸小富士、江田島クマン岳が狼煙を上げる。
今年は肉眼でも見えた。(写真はクマン岳の赤煙。)
NTTdocomoさんには、タブレット数台を貸していただき、フェイスブックに上がってくる各地の情報を、見えるようにしていただいた。
また、黄金山、三滝少年自然の家、宮島弥山には社員さんを派遣していただいて、そこから絵下山を見た映像を伝送して、絵下山の大きなモニター画面に映し出すようにしていただいた。
「観煙」が落ち着いてから、記念写真。
「のろしーーーーーーー」と言いながら撮ることになっている。
アトラクションの最初は、セクシーダイナマイト先生率いる「タップ&ストンプ」の皆さんのストンプパフォーマンス。先生がドラム缶、かわいい子どもたちがポリタンクを叩く。
セクシーダイナマイト先生に指名されると、センターでドラム缶を叩くことになる。偉人定食のメンバーは、ドラム缶の上で踊ったりもした。
市長、区長、議員も指名されて、ドラム缶を叩いた。市長は太鼓の経験があるとのことで、なかなかのパフォーマンスを見せてくださった。
続いて「偉人定食」のダンスパフォーマンス。前回は高校3年生で、受験勉強のため解散したが、全員大学生になって再結成された。若者がいると会場が華やかだ。
次は、狼煙の匠の「アイデア狼煙」のコーナー。
まずは「カイヅカ狼煙」。ヒノキに代えてカイヅカイブキを投入してみる。下からはブロアーで空気を送り込む。いい煙だ。
赤煙。遠くからも見えやすい。
オオカミ煙。今回は大阪天王寺動物園のチュンサンとユジンというオオカミ夫婦のフン。子どもたちがにおいを嗅がされ「オエッ」。
粉煙。無害のラインパウダーを使った非火気のろしである。
タップ&ストンプと偉人定食のコラボで、狼煙ラップ「友情の煙」を踊る。
11時35分、天辺屋煙之助先生が現れ、「シマノワ狼煙音頭」の総踊りでフィナーレ。
11時40分、安芸消防団矢野東分団の皆さんによる鎮火式が行われ、消防の皆さんに感謝して、終了。
今回は瀬戸内、日本全国、世界から118か所が参加。海外はペルー、ブラジル、イギリスなど。