第221回アタック「焼山深山の滝から二艘木へ行く」 | ニュータウン裏山探検記

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by Yanomii Tanken-Tai

 平成27年8月15日(土)。焼山の深山の滝から二艘木へのルートを確認することにした。
 本当は滝から絵下山まで行けばよいのだが、前回のアタックで酷暑の長時間登山に懲りた。第153回アタック(平成24年12月29日)で、絵下山から二艘木まで行ったことがあるので、今回は深山の滝から二艘木まで行って、データと合わせてみればいいと思った。
 地図で見る限り1.5キロ程度。1時間足らずか。

 午前9時26分、深山の滝入口から入る。
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 入口から300メートルの案内板が二艘木経由で絵下山に通じていることを示す。このルートは中国自然歩道なので、比較的整備されていると考えていた。
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 9時32分、深山の滝。夏休みでお盆、周辺には家族連れがたくさん遊びに来ていた。
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 滝の上から北に進むと、この看板があった。このあたりは呉市が「多目的保安林」としているらしい。
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 9時37分、最初の橋。
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 橋の上からと砂防ダムが見えた。この川は深山の滝を通って、天応に注ぐ大屋川の上流部になる。
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 9時41分。天狗城山への分岐点があった。地元の人は「てんぐんじょう」と発音すると聞いたことがある。
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 分岐点は川を渡る橋があった。川の向こうには道があるようだ。
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 橋の上にオニヤンマ。
 (オニヤンマではなく「コオニヤンマ」でした。オニヤンマはこんな風にペッタリとまらず、ぶら下がってとまります。コオニヤンマはオニヤンマでもヤンマでもなくサナエトンボの仲間だそうです。)
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 9時49分、中国自然歩道の案内板。「呉坂界」と書いてある。ここから坂町なのか。
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 9時59分、休憩所があった。その向こうにはまた橋がある。
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 アブラゼミ。鳴かないのでメス。
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 たぶん、羽化したばかりのシオカラトンボ。翅が薄く透明度が高い。
 (これはオオシオカラトンボだそうです。シオカラトンボとは眼の色が違います。)
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 10時。石垣が現れた。耕作地の跡だと思う。以前に来たとき、二艘木は耕作地の跡だった。そろそろ合流か。
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 しかし、10時3分。道が急に細くなってしまった。道はあるのだが、左右も下も草で覆われている。
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 クモの巣を分けてしばらく進んだが、 とても、中国自然歩道とは思えない。目の前に絵下山のテレビ塔を見て、踵を返す。
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 どこで、道を見失ったか。休憩所のあった場所まで戻ってみる。
 往きには気づかなかったのだが、ここが「二艘木」らしい。
 もう一度、道が細くなるところまで戻ってみたが、ほかに道がみつからなかった。
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 不本意ながら下山。シマヘビが現れる。
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 ヤマアカガエルか。
 (ニホンアカガエルだそうです。ヤマアカガエルより顔がとがっている。)
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 帰りの深山の滝は、家族連れでごった返していた。
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 帰宅して、GPSロガーのデータを見てみる。グレーが今回で、ブルーが第153回アタックである。重なっている。目的の場所までは行っていたのだ。
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 拡大すると、どうも、急に道が狭くなった場所あたりで交差している。あそこに横道があったのか。しかし、案内板も道も見えなかった。
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 このままでは、悔いが残る。リベンジしなければ。