第121回アタック「天神堂遊歩道&見晴らし遊歩道」 | ニュータウン裏山探検記

ニュータウン裏山探検記

やのみー探検隊が行く!
by Yanomii Tanken-Tai

 前の週、茶臼山に陸軍の標石を調べに行ったとき(第119回アタック)、坂町側に下る道を見て、下りてみたくなった。そのときは「散歩がてら」で、何も準備をしていなかったのであきらめた。

 平成24年1月29日午前9時35分、地図やGPSをリュックに入れて、自宅を出発。9時47分、矢野上登山口に到着した。
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 9時53分、2番鉄塔で休憩。ここまでが結構きつい。

 茶臼山までに2つ分岐点がある。下の分岐点を、茶臼山ではない方(右)へ進むと、コンクリート舗装の道に合流する。コンクリートの道は三方向に分岐する。南に登れば茶臼山、北に行けば1番鉄塔であるが、北東への下り道が本日の目的「天神堂遊歩道」である。

 9時59分、この道に入る。

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 急な坂道だが、コンクリート舗装された丸太風の階段がつづら折りになっており、靴も汚れない。

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 9時58分、この整備された遊歩道が終わり、畑の間の畦道に変わる。
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 墓地や畑の間の道を歩くと、やがて民家が現れる。坂東(さかひがし)三丁目は矢野東四丁目辺りの風景とよく似ている。
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 10時21分、坂小学校の前に出た。
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 振り返ると、今歩いてきた「天神堂遊歩道」と「天神堂見晴らし遊歩道」の分岐点表示があった。
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 この「天神堂見晴らし遊歩道」の方へ進むと、大きな送電鉄塔が見える。矢野ニュータウンから見える「1番鉄塔」につながる坂側の鉄塔である。

 「0番鉄塔」と名づけようかと思ったが、「1番鉄塔」との間に、もうひとかたまりの鉄塔群があった。かと言って「マイナス1番鉄塔」というのは矢野本位が過ぎる。

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 舗装された山道を登ると、その「間の鉄塔」の下に来た。

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 坂の町を見ると、送電線は坂町役場(旧発電所)のところに赤白の鉄塔が立っていた。「あれを『0番』とすべきだな」と思った。そこから西側の森山方向にも電線は伸びている。赤白鉄塔を「0番」として数えて、さっきのを「坂東2番鉄塔」、これを「坂東3番鉄塔」としよう。

 しかし、たとえ鉄塔でもよその町の物に名前を付けるのは失礼なことであろう。あくまでも、ここだけの便宜上の仮名ということで、ご理解いただきたい。
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 そして、10時44分、尾根の上、細越山の分岐点に到着した。

 ここはこの尾根の一番低い部分。矢野側を見ると、木の隙間からすぐそこにニュータウンの民家が見える。この「天神堂見晴らし遊歩道」は、矢野と坂を結んだ「古道」ではないかと思う。
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 10時51分、1番鉄塔が凱旋門のように、矢野の入口へと迎え入れてくれる。
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 1番鉄塔の見晴らしの良いベンチで休憩。その後ろ側の階段を下りて、11時16分、矢野南三丁目の「茶臼山北入口」へと到着した。
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