昨日に続いて「家族と片づけ」

についてのお話し。

 

実家の両親が高齢になってきて

久しぶりに帰郷したら

家がゴミ屋敷寸前になっていた!

そこまで行かなくても、

先のことを考えて

「少し片づけよう」

「要らないモノを捨てよう」と

一緒に片づけ始めたら

「あれもこれも絶対捨てたくない!

 放っておいて!」

と言われてしまった…

 

そんな方、結構いらっしゃると思います。

 

これも

「片づけ=捨てること」という思い込み

大きな原因なのですが…

 

1つ頭に置いておいてほしいのが

私たちの親世代(75歳以上)の方は

若い頃、苦労されてきて

その中で一生懸命に働いて

だんだんと豊かになってきた世代なので

モノを持つこと=豊かの象徴

と思っておられる方が非常に多いです。

 

そんな方に

「捨てよう!」なんて持ち掛けたら

それこそ自分の人生そのものを否定された

思ってしまうと思います。

 

ではどうしたらいい?

この場合も、昨日紹介した家族への声がけと同じ。

 

「家の中で転んだりすると大変だから

 使ってるモノとそうでないものを分けて

 生活しやすいように整理整頓しよう」

と声がけをして

一緒に片づけを進めていきましょう。

 

一緒に片づけながら

自分の子ども時代の話や

両親の若い頃の話を聞いたりするのも、

後々、すごく良い思い出になると思いますよ。

 

そのまま放置して

いざ遺品になってしまったものを

一人で整理するのは辛いし

「遺品整理に200万かかった!」なんて

恐ろしい話を聞いたこともあるので

今のうちから

コツコツ始めていくことをおススメします。

 

何回も書きますが

その場合の声がけは

「片付けよう!要らないモノを捨てよう!」

ではなく

「生活しやすいように使っているものと

 そうでないものを分けて整理しよう」

いうことを忘れないでくださいね。